矢印式信号機
矢印式信号機とは、青(緑)・黄色・赤の3色灯器に加え、青(緑)の矢印が追加された交通信号機。特定方向への進行のための信号。「青の矢印信号」と呼ばれる。矢印信号。青の矢印が出るタイミングは、3色灯器が赤信号と黄信号のみである。
青の矢印信号が終わると、矢印方向に関係なく、黄信号に変わるので、矢印消灯後の黄信号であり、その変わり目は、黄信号では矢印方向が一瞬わからなくなるので要注意。右折矢印からの黄信号は、右折車のみ黄信号の行動をするだけである。
矢印後の黄色の時間は、下限で2秒、直進のみ上限で4秒、直進以外は上限で3秒ある。矢印後の黄色の場合、車用信号の黄色の時間が2秒しかない交差点では、停止位置のすぐ手前で赤信号に変わり始めても進む場合が多い。
右折矢印灯器が共通の信号機[編集]
青・黄色・赤の3色灯器に加え、矢印の設置は、共通なのは右折のみで、それに加え、直進矢印が付くこともある。
十字路や丁字路の交差点で、交差点の向きが、直進方向と右折方向が共通でできる方面、右折車線のある側の方向の矢印信号は、共通するのは右折信号灯器である。ここで、右折矢印設置が共通の信号機の交差点では、3色灯器が共に、両面方向が青信号の後の黄信号の段階では、右折矢印は出ない。右折矢印は、赤信号に変わり始めと同時に出る。右折矢印信号に直進矢印付きの場合は、黄信号の段階では直進矢印のみ出で、赤信号になると同時に右折矢印も点灯し、赤信号で青の矢印が全部点灯になる。
「青・黄色・赤の3色灯器+青の右折矢印」が設置されている信号機の交差点では、信号の変わり方は、「青」→「黄色(3秒)」→「赤+直進+右(10秒が目安)」→「矢印後の黄色(2秒)」→「赤」。
「青・黄色・赤の3色灯器+青の直進+右折矢印」が設置されている信号機の交差点では、信号の変わり方は、「青」→「黄色+直進(3秒)」→「赤+直進+右(10秒が目安)」→「矢印後の黄色(2秒)」→「赤」。
青・黄色・赤の3色灯器+青の直進+右折矢印の信号機は、時差式信号の一つで、特定の方向の信号が赤に変わる時間がずれている。
全方向の矢印信号[編集]
青信号を表示しないで、青の矢印信号だけで交通整理を行う信号機もある。その名は「セパレート信号」。全方向の矢印が設置されている信号では、変わり方が複数ある。赤信号+全方向の矢印信号表示は、青信号の代わりになるものである。