皇国の守護者
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それが必要だと信じるかぎり
『皇国の守護者』(IMPERIAL GUARDS) は佐藤大輔による架空歴史小説である。
概要[編集]
竜の存在などのファンタジー要素を詰め込んだ『坂の上の雲』のような作品。
まだ完結していないことになっているが、9巻が実質的な最終巻だと思われる。中公文庫で文庫化された。
あらすじ[編集]
小国の島国「皇国」は、大陸の覇権国家「帝国」の侵攻に直面する。帝国の大軍が跋扈する「北嶺」の地で孤立した新城直衛とその指揮する大隊は、味方の撤退を助けるため、絶望的な戦いを始めることとなる。
各巻サブタイトル[編集]
- 反逆の戦場(Nowhere Fast)[ISBN 4-12-500525-7](表紙 塩山紀生)
- 勝利なき名誉(Glory without Victory)[ISBN 4-12-500537-0]
- 灰になっても(Not of Another Ashes)[ISBN 4-12-500542-7]
- 壙穴の城塞(Princess's own LOVERS)[ISBN 4-12-500631-8]
- 英雄たるの代価(Fair is Foul)[ISBN 4-12-500676-8]
- 逆賊死すべし(General's Winter)[ISBN 4-12-500700-4]
- 愛国者どもの宴(Patriot's Fantasy)[ISBN 4-12-500725-X]
- 楽園の凶器(The Soldiers of Heaven)[ISBN 4-12-500802-7](表紙 平野耕太)
- 皇旗はためくもとで(Bloody Harvest)[ISBN 4-12-500875-2](表紙 獅子猿)
キャラクター[編集]
- 新城直衛
- 皇国の大尉。斜に構えた性格。およそ軍人らしくない、小柄で太った体格。
- 蓮乃
- 直衛の幼なじみの女性。直衛の義理の姉であり、駒城家の当主の妻となるが、直衛にレイプされ、妊娠する。
- 丸枝敬一郎
- 皇国の中尉。後方支援担当の気弱で愚直な軍人。
漫画版[編集]
ウルトラジャンプで連載。文化庁メディア芸術祭やマンガ大賞7位に選ばれるなど高く評価されたが、物語前半で打ち切りとなった。
既刊[編集]
- 皇国の守護者 1(ISBN 4088767624)
- 皇国の守護者 2(ISBN 4088768612)
- 皇国の守護者 3(ISBN 4088770773)
- 皇国の守護者 4(ISBN 4088771796)
- 皇国の守護者 5(ISBN 4088773578)
外部リンク[編集]
- 文化庁メディア芸術祭(文化庁メディア芸術プラザ)