痛車

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痛車とは、主に車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車のことである。

概要[編集]

元は「見ていて痛々しい車」という意味からきた俗語であり、オタクの間でしか通用しないような言葉であったが、次第に一般にも通用するようになってきた。

実施するときの注意点[編集]

道路運送車両法関連
フロントガラス 前席左右ガラスへのステッカーの取り付けは道路運送車両法にて禁止されている。
肖像権関連
実在する人物の画像を用いることは、肖像画侵害に当たることがある。
各種条例関連
自治体によっては、自動車へのラッピングが屋外広告条例などで制限されていることがある。特に有害図書に関連するラッピングが青少年健全育成条例に抵触する場合もあるため注意が必要である。

なお痛車狩りなどと評してオタク狩りの一環として標的になることもある。屋外広告条例などに基づいての公務員による除去作業を除き、そのような行為は全て違法である。

主な改造例[編集]

車体へのラッピング
ラッピングの種類は豊富で、目立つようなラッピングをする場合もあれば控えめな場合もある。
希望ナンバー制度利用による語呂合わせ
希望ナンバー制度を利用して、そのキャラの語呂合わせを表現する人もいる。例として『こ 514』(古明地こいし、こは普通自動車だと事業用)や『さ 518』(東風谷早苗)などがある。なお、地域によっては抽選で、ひらがな部分は選択不能なためフルで表現するにはかなりの運が求められる。
車内へのグッズ設置
車内に推しのグッズを大量に設置するのも見受けられる。なお、設置位置によっては道路運送車両法に抵触するため注意が必要である。

披露の場[編集]

『いたぱ』などといった痛車イベントが行われている他、一部同人誌即売会で企画として展示することができたりする。

その一方で大黒PAなど、公共の所で迷惑になるような展示を行う者もおり、問題視されている。