画像編集

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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画像編集とは、撮影済みあるいは描画済みの画像を、後から見やすくしたり意図に近づけたりするために手を加える作業である。明るさや色の調整、切り抜き、傷や不要物の除去、複数枚の合成などが含まれる。紙焼きの時代には暗室作業だったが、現在はほとんどがデジタル処理である。

何をしているのか[編集]

デジタル画像は画素の集まりに過ぎない。編集ソフトは、その画素の値を規則に従って書き換えている。露出を上げる操作は暗い画素を明るくし、コントラストを上げる操作は明るい画素と暗い画素の差を広げる。切り抜きは構図を変えるだけで画素そのものは触らない。一方、不要な電柱を消す、顔の影を起こす、解像度を上げるといった作業は、もともとそこになかった画素を推定して埋めている。後者は便利だが、失敗すると「作り物」に見えやすい。

よく使う操作[編集]

  • 明るさ・ホワイトバランス:室内光で青くなった写真を戻す。やりすぎると肌が灰色になる。
  • 切り抜きと傾き補正:地平線や建物の垂直を直す。被写体の肩を切ってしまう失敗が多い。
  • 傷・ゴミ・不要物の除去:ホコリや通行人を消す。背景の繰り返し模様が不自然に複製されるとバレる。
  • 合成:複数枚を重ねて空だけ差し替える。境界の明るさが合っていないと一目で分かる。
  • 拡大(アップスケール):小さい画像を大きく見せる。ディテールが増えたように見えても、実際は推定である。

作業場所の違い[編集]

従来は端末にインストールしたソフトで作業した。高機能だが、学習コストが高く、環境を揃える必要がある。近年はブラウザ上で完結する編集も増えた。ファイルを開いて指示を出し、同じ画面でやり直しができる点が、暗室作業に近い。ブラウザで試す例として ai image editor のように、1枚のキャンバス上で修正を重ねるものがある。推定で画素を足す系統は、夜間写真でノイズを増やしたり、消した物体の反射が残ったりしやすい。

失敗しやすい点[編集]

  • 肌を滑らかにしすぎて、目や髪の質感まで消える。
  • 看板や番号を消したあとに、周囲の影や反射が残る。
  • 拡大した画像を印刷すると、画面では分からなかった模様が目立つ。
  • 元ファイルを残さず上書きすると、やり直せずに終わる。

編集結果を他人に渡すときは、どの部分を推定で埋めたかを自分で把握しておくとトラブルが少ない。見た目が自然でも、証拠写真や公式資料としては使えない場合がある。