田名共同売店

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

田名共同売店(だなきょうどうばいてん)は、沖縄県島尻郡伊平屋村伊平屋島田名にある、沖縄最北端の共同売店

二度の閉店危機を乗り越え、現在も地域住民の出資により運営されている。(旧:田名スーパー

概説[編集]

沖縄県最北端の離島伊平屋島(沖縄県島尻郡伊平屋村)の田名地区にて現在も営業している共同売店。

住民の共同出資による『田名区民の会』により管理運営されている。

1928年(昭和3年)創業[1](1917年(大正6年)創業とする文献もある[2])。太平洋戦争沖縄戦のため一度消滅するが、1952年(昭和27年)に再興された[2]。名称も時代と共に、田名共同売店、田名売店、田名スーパーと変わり現在の『田名共同売店』となる。

商品は日常生活品、食料品と離島地域で買い物困難な地域のための商品が中心となっており、最近は地域の島野菜、海産物、それらを使った加工品なども販売している[3]

2度の経営危機を住民やクラウドファンディングの支援により乗り越え[4][5]、現在にいたる。

所在地[編集]

沖縄県最北端の離島、沖縄県島尻郡伊平屋村田名3477

出典[編集]

  1. 『伊平屋村田名字史』 文進印刷株式会社、2003年、407頁。
  2. a b 「伊平屋・伊是名における共同売店と村落共同体」堂前亮平(沖縄国際大学学術成果リポジトリ)
  3. スーパーマーケット・売店” (日本語). 一般社団法人 伊平屋島観光協会. 2025年5月4日確認。
  4. 田名共同売店の夕方前の様子 by 伊平屋島の歴史を見守り続けた『田名共同売店』を、これからも存続させたい” (日本語). camp-fire.jp. 2025年5月4日確認。
  5. 伊平屋島を支えてきた売店を守りたい! 区民が資金募る 住民と来島者の交流の場に” (日本語). 琉球新報 (2022年2月6日). 2025年5月5日確認。