生命のダイアリー

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生命のダイアリー』(いのちのダイアリー)は、原作&取材:遠山一歩、作画:小山田いくによる日本の漫画作品[1]。実話をもとにしたドキュメンタリー作品である。

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2001年28号から2001年35号まで短期集中連載された。全8話。単行本は全1巻。

遠山一歩とは、大崎悌造の別名義である[2]

あらすじ[編集]

渡辺理恵は自身の夢でもあった看護婦となったが、学生時代から患っていた喘息が悪化し、更に原因不明の麻痺などが発症したことで退職を余儀なくされる。

理恵は入院したが、病気の原因が全くわからず、治療法もままならなかった。理恵は27歳で亡くなってしまった。

理恵の死後、弟の渡辺精太は、理恵が生前に書き記していた日記を発見する。日記には、理恵の複雑な心境、率直な感情が書かれていた。

検査結果では異常値がでず、そのことが理恵を不安にさせ、医者や看護師からのぞんざいな扱いを受ける。理恵の死ですら、医療ミスによるものであった。

脚注[編集]

  1. 生命のダイアリー”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2025年8月20日確認。
  2. 大崎悌造 「著者紹介」『昭和子どもブーム』 学研マーケティング2010年。ISBN 978-4054041172