独立少年合唱団
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独立少年合唱団(どくりつしょうねんがっしょうだん)は、2000年の日本映画。キネマ旬報ベスト・テン8位。
概要[編集]
監督は緒方明。第50回ベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を受賞した。出演の香川照之はキネマ旬報ベストテンで助演男優賞。
あらすじ[編集]
1970年の初め、父親を亡くした少年、道夫は、全寮制の中学に転校する。道夫は吃音があり、苦悩を抱いているが、転校した初日、音楽室で綺麗なボーイソプラノの美少年康夫と出会う。道夫は学校になじめず寮から脱走するが、康夫に説得されて戻る。二人は微妙な関係になる。道夫は教師・清野(香川照之)の指導で吃音を直すため、康夫のいる合唱部に入り、二人は親しみを増す。
清野はかつて過激派であったが、ある日、彼の後輩の女性過激派が警察から追われて逃げてくる。彼女は警察に囲まれ、ダイナマイトで自爆死し、清野に深刻な影響を与える。夏休みが終わって寮に戻ってきた康夫は、声変わりして声を出さなくなり、また革命思想にとりつかれている。道夫は康夫を保護しようとするが、破局が訪れる。