河川を挟んで並行する鉄道路線一覧
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本項では河川を挟んで並行する鉄道路線の一覧について解説する。
概要[編集]
ヨーロッパではまれに河川を挟んでの両岸での移動を効率化・もしくは優等列車と普通列車の住み分けをするために並行して路線が建設される例がいくつかある。
偶然に並行している路線も含むことにする。
一覧[編集]
ライン川[編集]
ドイツのライン川ではルール地方とライン=マイン地区を結ぶライン川左岸線とライン川右岸線が並行している。左岸線はケルンから始まり、ボン、コブレンツ、ビンゲン (ライン)、マインツへ(そしてフランクフルト・アム・マインまで)至る。右岸線はケルンからトロイスドルフ、ニーダーラーンシュタイン、ヴィースバーデンへ(そしてフランクフルト・アム・マインまで)至る。
現在はケルン=ライン=マイン高速線が開業しており、ルクセンブルク方面のインターシティを除き長距離列車はほとんど走らないが、高速線開業以前の長距離輸送機能は左岸線が担っていた。
モーゼル川[編集]
またもやドイツで、モーゼル川の一部区間で西線 (ドイツ)・ルクセンブルク=ヴァッサービリッヒ線とティオンヴィル=トリール線が並行する。ただし並走区間はわずかで西線はトリール-メルテルト間、ティオンヴィル=トリール線はトリール-テンメルス間である。西線はルクセンブルク方面、ティオンヴィル=トリール線はフランス方面と行先が異なる。
エルベ川(ラべ川)[編集]
チェコのロヴォシツェ及びジャルホスティツェからウースチー・ナト・ラベム、ジェチーンまでのエルベ川の両岸ではプラハ=ジェチーン線とリサー・ナト・ラベム=ウースチー・ナト・ラベム線・ウースチー・ナト・ラベム=ヴェルケー・ブジェズノ=ジェチーン線が並走する。
長距離輸送機能はプラハ=ジェチーン線に集中されている。
淀川[編集]
阪急京都線と京阪本線。