殺し屋ですのよ

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殺し屋ですのよ」は、星新一のショートショート小説。『世にも奇妙な物語』でテレビドラマ化された。

あらすじ[編集]

エヌ氏の別荘に殺し屋を名乗る若い女性が現れ、ライバル会社の社長を殺してくれると持ち掛ける。死因は病死になり、遅くとも6か月以内に誰が見ても自然な形で死ぬと言う。しかも前金無しの成功報酬。成功しても失敗しても自分に不利益がないことから、エヌ氏は女と契約を交わす。

4か月後、ライバル会社の社長が心臓発作で亡くなったニュースが流れ、エヌ氏は女に報酬を支払った。

女は自宅に戻ると、病院へ出勤し、看護師の服に着替える。医者から死にそうな患者の余命を聞くと、その患者に恨みをもっていそうな人や商売敵を探し出す。

世にも奇妙な物語[編集]

2004年、春の特別編で「殺し屋ですのよ」として放送された。

殺し屋の女(看護師)を観月ありさが演じた。小説のエヌ氏に相当する人物を大倉孝二が演じている。