死の十字路
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死の十字路(しのじゅうじろ)は、江戸川乱歩の長編『十字路』を原作とした1956年の日活映画。三国連太郎主演。
概要[編集]
伊勢商事社長・伊勢省吾は愛人・晴美と密会中を妻の友子に発見された。晴美を殺そうとする友子を省吾は誤って殺してしまった。死体は近々水入れを行うことになっている藤瀬ダムに捨てることにした。商業美術家の真下幸彦はバー「桃色」で恋人の芳江の兄良介に芳江との結婚の承諾を求めたことから争いとなり、幸彦になぐられた良介は附近の十字路で、友子の死体運搬中交通事故でそこに止まっていた省吾の自動車に乗りこむと脳出血で死んだ。省吾は友子殺害のばれるのを恐れ二つの死体をダムの古井戸に捨てた。だが良介の従兄で顔がそっくりの私立探偵・南は、捜査の結果、省吾の妻の靴を見つけたと言って省吾をゆすりに来るが、自動車内で省吾に殺されてしまう。しかし警察の玉田警部はすでにそこまで調査していた。