東京書店事件

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東京書店事件は、マンハッタンの日本書店「東京書店」が児童ポルノを販売したとして1986年4月に現地当局に摘発された事件の通称。翌年には清岡純子が猥褻容疑で摘発されているが、第一次ロリコンブームの衰退決定づけた一連の出来事の一つである[要出典]日米貿易摩擦を背景にした嫌がらせかも知れないが。あるいは、白人少女のヌードが含まれていたのが致命的だったのかも知れぬ[要出典]

1986年4月23日、東京書店がニューヨーク市警組織犯罪取締本部によって連邦地検に書類送検されていたことが明るみに出た。アメリカ国内の日本書店がこの種の問題で警察の厄介になるのはこれが初めて。今回問題になった書籍(KKダイナミックセラーズの「プチトマト」および英知出版の「夏の妹たち」)が日本製であったことから、全米の日本書店に波及しかねないと現地では懸念する声もある。スウェンソン巡査部長は「内容があまりにもひどすぎる。流通経路を洗い出すためにFBIと税関当局にも通報した」とコメントしている[1]。ところで、このニュースを伝える読売新聞の見出しに「幼児ポルノ」の文字列が含まれているが、今回問題になった書籍のモデルは10歳前後から15歳前後である。ロリコン界隈ではこういうの幼児と呼ぶのだろうか。

脚注[編集]

  1. “日本製幼児ポルノ摘発 NYで書類送検 在留邦人らショック”. 読売新聞: p. 18. (1986年4月24日