営団8000系電車

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8102F

営団8000系電車とは1981年から運用している営団地下鉄の車両。民営化後、東京メトロに引き継がれた。

概要[編集]

半蔵門線用に開発された。開業当時は距離が短かったため、経済面での観点から当車両は持たず他社の車両を使用していた経緯がある。製造順がめちゃくちゃであるため、トップナンバーは第5編成である。

一時期東京メトロ東西線で運用されていたこともある(後述)。

6次車は0X系がベースであるため、外観も車内も他の車両と大きく異なる(後述)。

車内[編集]

営団6000系電車と同一であるが、仕様に関しては、大幅な変更がなされた。明るさと渋みを出す車内内装となった。

走行機器[編集]

7000系で使用されていたチョッパ制御の改良形として、さらなる保守性の向上や省エネルギー化を図った。

次車区分[編集]

1次車

前期製造分は第1・2編成のうち8両と第3編成 - 第6編成のうち6両が該当する。しかし、営業運転を開始する前に東急電鉄側より8両編成を増やしてほしいと要望があったため、第6編成の中間車を抜き取り、第3・4編成は8両化された。なお、残った第6編成の先頭車は予備車となった。その後、第3編成 - 第5編成の中間車2両を追加製造し、正規の編成に組み替えて第3 - 第5編成も8両編成となり、第6編成もようやく運用に入ることとなった。

2次車

第7編成 - 第9編成(サハ8600とサハ8700を除く)と第6編成のうち8506・8806が該当する。ドア窓が若干大きいものへ変更された。これにより全編成が8両編成となったが、第6編成は2種類のドア窓が混ざることとなった。

3次車

第12編成 - 第14編成と8615 - 8619・8715 - 8719が該当する。ドアエンジンがいわゆる爆弾ドアから01系などと同等のものへ変更された。

第12編成 - 第14編成は当初東西線に配属されたが、05系1次車導入と半蔵門線の三越前延伸に伴い半蔵門線に転属した。

4次車

第11編成の全車と第15編成 - 第19編成のサハ8600・サハ8700を除く各8両、第8・9編成のうち8608・8609・8708・8709が該当する。第15編成 - 第19編成も暫定的に1・2次車に組み込まれていたサハ8600・サハ8700を組み込んで10両化された。

5次車

第10編成のみ該当する。LED式の車内案内表示器とドアチャイムを設置した。

6次車

第1編成 - 第7編成のサハ8600とサハ8700が該当する。先述の通り0X系の思想が取り入れられており、ドア窓を大きいものへ変更、客用窓も縦に拡大、バケットシートの採用、側面の行先表示器もLEDとなり、ドアエンジンも静かなものへ変更された。これにより全編成が10両となったが、6次車を組み込んでいる編成は2種類(第6編成は3種類!)のドア窓が混ざることとなった。

更新[編集]

初期車は1990年代に小規模な更新工事を行った。また、押上延伸、東武直通を前に行先表示器がLED化された。

2004年からは第9編成を皮切りに全車にB修繕を行い、足回りのVVVF化やドア窓を大きいものへ交換、LED式の車内案内表示器やドアチャイムの設置などが行われた。2010年施行の第18編成からは施行内容が変更され、LCD式の車内案内表示器(セサミクロ)の設置やドアチャイムをJRと同じものへ変更などされた。2015年に第10編成に施行されたのを最後に全車に対して完了した。

後に初期の更新車に対してもパッとビジョンと広告画面の設置、ドアチャイムを7000系や都営地下鉄と同じものへ変更された。

廃車[編集]

東京メトロは、2021年プランを発表し、新型車両を導入することを決定した。当車両は順次置き換えられて廃車が進んでいる。なお、0X系ベースの6次車については付随車かつ経年が浅いため営団9000系電車の8両化に用いられるのではという考察もあったが、システム面の魔改造が必要なことから新造中間車の組み込みとなり、6次車も容赦なく解体されている。