月 (暦)

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(つき)とは、時間の単位の一つ。

概要[編集]

時間を表す単位であり、基準に給料日が置かれるなど、重要な時間の単位である。定義としては「1年を12分割したもの」とするのが最も妥当であろう。

現在使用されているグレゴリオ暦においては、月の数は2月のみ平年が28日、閏年が29日であり、他は30日か31日である。平年の2月の長さは、ちょうど4週間ある。

2月だけ、長さが他の月より唯一短く、28日になっている理由は、冬が終わればまた春がやってくるので、2月の長さが一番短い方が、次の春への以降がスムーズになり、冬の後期の2月の長さを少し減らすことができ、12月は、月の長さが一番長い31日あり、初詣前、年末までの冬前期(12月)の長さが長くでき、冬の長さとしては12月の方が長さが強く感じるからである。12月は完全に冬であるという関係がある。

月単位で述べる表記は、「月数」という。

日本での月の単位の由来は、元々衛星の満ち欠けの周期(正確には29.27日から29.83日)であり、これを1873年(明治6年)のグレゴリオ暦改暦時に日本語に当てはめた。このため、日本語では月と同じ名称になっているが、英語では衛星をthe moon、単位をmonthと呼んで区別する。

重要な時間の単位でありながら、その厳密な定義は曖昧である。「1の12分の1」というのも一つの定義だが、365も366も12では割り切れないため、厳密な定義とは言えない。ただ、「月を12集めると年になる」というのは正しい。

関連項目[編集]