最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』（さいごにひとつだけおねがいしてもよろしいでしょうか）は、鳳ナナによる日本のライトノベル。略称は「さいひと」。
概要[編集]
「アルファポリス」で2018年4月より連載。レジーナブックスより2018年8月より書籍版が刊行されている。
2019年6月よりほおのきソラによる漫画版が連載されている。
ストーリー[編集]
幼いころから人を殴るのが好きだったスカーレット・エル・ヴァンディミオン。婚約者となった第二王子カイル・フォン・パリスタンのいじめを我慢していたが、テレネッツァ・ホプキンスを新たな婚約者とすると言ったことで、最後にとその場にいた全員を殴り倒してしまうスカーレット。そんなスカーレットを前々から目をつけていた第一王子ジュリアス ・フォン・パリスタンは、面白がるのであった。
登場人物[編集]
- スカーレット・エル・ヴァンディミオン
- 声 - 瀬戸麻沙美
- 本作の主人公。パリスタン王国王都グランヒルデ王立貴族学院に通い、「氷の薔薇」と呼ばれているが、本来の二つ名は「狂犬姫」。カイルの婚約者だったが、破棄される。
- 子供のころから人を殴るのが好きであり、
- ジュリアス ・フォン・パリスタン
- 声 - 加藤渉
- パリスタン王国第一王子。弟のカイルと違って優秀で不正を許さない。スカーレットの行動を面白がっている。
- レオナルド・エル・ヴァンディミオン
- 声 - 石毛翔弥
- スカーレットの兄。スカーレットの破天荒な行動に頭を悩ませている。
- ナナカ
- 声 - 富田美憂
- 獣人族の少年。
- シグルド・フォーグレイブ
- 声 - 浦和希
- カイルに従う騎士。
- カイル・フォン・パリスタン
- 声 - 坂泰斗
- 第二王子。落ちこぼれだが、不正を許さない第一王子に既得権益を脅かされると恐れる悪徳貴族に支持されている。スカーレットを幼いころからいじめていたが、婚約破棄して新たにテレネッツァと婚約したことで殴り倒される。
- テレネッツァ・ホプキンス
- 声 - 加隈亜衣
- 男爵家の娘。カイルに色々と吹き込んで婚約者となって、スカーレットを陥れようとするも殴られる。
- ローザリア
- 声 - 天城サリー
- スカーレットの友人。
テレビアニメ[編集]
2024年9月16日に開催された「Aniplex Online Fest 2024」内でテレビアニメ化が発表[1]。2025年10月より放送。