日産ディーゼル・スペースランナーJP

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日産ディーゼル・スペースランナーJPとは、日産ディーゼル工業(現UDトラックス)が1992年から2010年まで生産していた中型10.5mの路線バスである。中型ロングというジャンルを新たに切り開いた、中型ロングの始祖である。2005年までは単にJPという車種名だった。

概要[編集]

KL-JP252NAN改(京王バス

1992年に、西日本鉄道に投入されたのがJPの祖先と言える。当時は中型路線バスの改造扱いで、U-JM210GTN改という型式名を持っていた。その後、U-JP211NTNという型式名が新たに与えられた。この型式から富士重工業製ボディのJPが生産され始めた。U-とKC-の西工は中型と同様に日デオリジナルがあるほか、京王顔も存在する。

その後、排ガス規制によりKC-JP250NTNにモデルチェンジした。

1999年頃にKL-JP252NANにモデルチェンジした。改造扱いだがノンステップバスのラインナップも追加された。また、短尺のKL-JP252LANもあるが投入数は非常に少ないうえ、ノンステップバスはラインナップになかった。

2004年にPK-JP360NANにモデルチェンジした。エンジンが日野製に変更された。この代からノンステップバスも改がつかなくなった。また、リアはシビリアンテールとなった。短尺は廃止された。

2007年にPDG-JP820NANにモデルチェンジした。この代は三菱ふそう・エアロミディ-Sとして三菱ふそうにOEM供給されている。エンジンは三菱ふそう製6M60に変更された。

2010年に販売終了した。

余談[編集]

ウィキペディアには納車前のU-JM210GTN改が京王に貸し出されたという文章があるが、フェイクの可能性が高い。