新豊根ダム
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新豊根ダム(しんとよねダム)とは、愛知県北設楽郡豊根村にある天竜川水系の大入川に建設されたダムである。
概要[編集]
佐久間ダム建設によって出力が低下した豊根発電所の代替及び大入川の治水対策を目的に、1973年に運用を開始。国土交通省と電源開発が管理している。佐久間ダムと地下の導水トンネルでつながっており、新豊根ダムを上池、佐久間ダムを下池とする揚水発電を実施している。
ダム地点の地盤が堅い花崗岩であることから、アーチ式コンクリートダムで建設された。
発電[編集]
新豊根ダムで堰き止められた水は取水塔から地下の導水トンネルで落差203メートルを一気に下り、佐久間ダム上流にある新豊根発電所(しんとよねはつでんしょ)で発電に利用される。発電所は山中に掘られた巨大な地下空間の中にあり、地上にあるのは放水口と屋外変電設備ぐらいである。
電力需要が低下する夜間になると新豊根発電所の発電機をポンプのように逆回転させ、佐久間ダムから新豊根ダムに水を汲み上げる。新豊根ダムに貯水されている水の大半は天竜川本流の水を貯める佐久間ダムに由来しており、大入川の水が濁るという理由でダムからの河川維持放流は行われていない。そのためダム直下流にある副ダムの中も普段は空っぽである。
アクセス[編集]
- 豊根村中心部から愛知県道428号古真立津具線、県道429号古真立佐久間線をひた走る。延々とワインディングセクションが続き、車酔いしやすい人は要注意。
- なお浜松市天竜区佐久間町浦川から静岡県道293号・愛知県道429号線を大入川に沿って上っていくルートがあるが、こちらは長期にわたって全面通行止めが続いている。
- 愛知県道428号は豊根村の愛知県道1号との交点が起点だが、このルートも点線県道である。