新村鼎(にいむら かなえ、1929年- )は、作家。
北海道枝幸郡浜頓別生まれ。本名、新村助夫。1948年札幌逓信講習所高等部電信科卒業。電気通信事務官として札幌中央電信局に勤務。1952年札幌短期大学英文科卒業。1953年産経新聞東京本社に入社。有馬頼義の「石の会」に参加。1984年産経新聞社定年退職。2001年『鮫の髭が伸びる町』が日本アカデミー協会主催第一回日本文芸アカデミー賞小説部門でブロンズ賞受賞。出版にあたり改稿し、『カムイ岬』に改題する。東京都小金井市在住。
- 『カムイ(神威)岬』彩流社、2002.8
- 『大津山阿蘇の階段』創栄出版、2005.10