放課後ファンタジー

『放課後ファンタジー』（ほうかごファンタジー）は村岡ユウの漫画作品。

『チャンピオンBUZZ』（秋田書店）にてVol.17より連載中。単行本は既刊1巻（2025年8月27日時点）。

秋田書店のWeb媒体であるチャンピオンクロスでも掲載されている。

女子高校生たちが放課後になると部活動として異世界に転移して冒険する物語である。

あらすじ

アイドル声優志望の転校生・星野響は、訪れた花ヶ咲高校漫研の部室内でファンタジー漫画「ラブレシア戦記」（ミッドナイト☆乙著）の単行本を見つける。単行本を手に取った響は光に包まれ、漫画の中の世界・ラブレシアに転移してしまう。

ラブレシアでは漫研の部員3人・白河美里、小笠原真子、流山千秋の3人が冒険をしており、「黒魔法」のスキルに目覚めた響もまた漫研の一員として、放課後の異世界での冒険に加わるのであった。

やがて、4人は「黄昏の四姫（たそがれのしき）」と吟遊詩人に歌われるようになる。

登場人物

星野 響（ほしの ひびき）

スキル:黒魔法

花ヶ咲高校の1年3組に転校してきた。アイドル声優志望。

男の娘であり、学校制服は女性用、下着も女性物を着用している。

白河 美里（しらかわ みさと）

スキル:調教

漫画研究部「MAGIC」の部長。花ヶ咲高校3年。

小笠原 真子（おがさわら まこ）

スキル:大剣

「MAGIC」部員。花ヶ咲高校2年。眼鏡っ娘。ラブレシアでの装備はビキニアーマーっぽい鎧。

流山 千秋（ながれやま ちあき）

スキル:格闘

「MAGIC」部員。花ヶ咲高校1年。

クルル

ラブレシアの生物。美里の相棒となっており、その踊りには、癒やしの効果がある。

4人を乗せて飛行もできるクルルの母親も登場する。総重量があるので速度は出なくなる。

藤堂（とうどう）

花ヶ咲高校教諭で「MAGIC」顧問。頬に傷がある。

15年ほど昔に花ヶ咲高校在校しており「MAGIC」部員でもあった。

ミッドナイト☆乙（ミッドナイト☆おつ）

15年ほど前から発表されたファンタジー漫画『ラブレシア戦記（クロニクル）』の作者。一般的には正体不明であり、突如として作品を発表しなくなった。

本名は早乙女 真夜（さおとめ まや）で、かつての「MAGIC」部員でもあり、過去の部誌にも作品などが残っている。