描くなるうえは

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描くなるうえは』(かくなるうえは)は、原作:高畑弓・漫画:蒲夕二による日本漫画作品

概要[編集]

ヤングアニマル』2022年12号に読み切り『フィクションなんかじゃ描けない』を掲載。2023年5号より今のタイトルに変えて連載されている。

ストーリー[編集]

三次元よりも二次元の世界が好きな上原勇紀は、漫画家になりたいと出版社にラブコメ漫画を持ち込みするも評価されず、原稿を捨てて漫画の夢をあきらめようとしていた。だが誤って原稿をクラスメイトのギャル宮本仁衣奈のロッカーに入れてしまう。仁衣奈も漫画を描いており、勇紀に自分の描いた漫画を見せてくれる。そして、お互いに恋愛漫画なのにリアリティがないといわれていたことから、恋愛経験のために付き合おうと提案される。そして、仁衣奈に勇紀の漫画には愛があると評価され、勇紀はもう一度漫画を描いてみようと頑張ることにする。

登場人物[編集]

上原 勇紀(うえはら ゆうき)
声 - 村瀬歩
三次元よりも二次元の世界が好きなオタク。小柄で仁衣奈より身長は低い。過去の経験もあり、自分をスクールカースト最下位のオタクと卑屈になりがち。出版社にラブコメ漫画を持ち込みをしたときも評価されず、原稿を捨てて漫画の夢を諦めようとしたが、仁衣奈の言葉でもう一度奮起する。
漫画の話を誰かとしたいとずっと思っていたが、小さいころに好きな漫画を誰も知らずに語れなかったことから控えるようになった。だが、仁衣奈が自分と同じ「雨のマーチ」という漫画が好きで一緒に語れてうれしく思っている。
仁衣奈と付き合っているという噂が立つと相手にも迷惑がかかるという想いもあって、学校ではそのことは秘密にしようとしている。
白石 清音(しらいし きよね)
勇紀の漫画の中の理想のヒロイン。
宮本仁衣奈(みやもと にいな)
声 - 鈴代紗弓
愛称「ニーナ」。勇紀のクラスメイトのギャルでクラスの中心的存在。黒髪をツインテールにしている。胸は大きく、制服も胸元を開けた着方をしている。勇紀のジャージを借りた時にはジッパーが最後まで閉まらなかった。
漫画を描いており、勇紀も漫画を描いていることを偶然知ったことで担当以外に初めて漫画を見せた。そして、恋愛漫画にリアリティがないといわれたことから、恋愛経験をお互いにつもうと勇紀に付き合おうと提案する。
積極的に行動するタイプで、立ち止まりがちな勇紀を引っ張ることが多い。一方で恋愛経験がないため、勇紀と同じく恥ずかしがることも多い。
小山田巧
『週刊少年マキシマム』編集者。勇紀の持ち込んだ漫画をつまらないとしつつも2回目は一か月でもってきたガッツとキャラが主人公目線になっていたことを評価して名刺を渡した。
角刈り君
体育の先生。生徒にすぐに罰を与える。
勇紀の母
勇紀に友達がいないと心配している。

単行本[編集]

白泉社ヤングアニマルコミックス〉より発売。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2023年9月5日(2023年8月29日発売) ISBN 978-4-592-16656-6 帯に「ブルーロック」のノ村優介が推薦文[1]
  • plot1 フィクションなんかじゃ描けない
  • plot2 ずっとこんな話がしたかった
  • plot3 夜の学校
  • plot4 no count
  • plot5 エール
  • plot6 嵐の一夜

テレビアニメ[編集]

2025年11月にテレビアニメ化が発表[2]

脚注[編集]

  1. [https://natalie.mu/comic/news/538774 2023年8月29日、コミックナタリー「「ブルーロック」ノ村優介が推薦、マンガ家を目指すオタク男子とギャルの物語1巻 ]
  2. 2025年11月12日、コミックナタリー「「描くなるうえは」TVアニメ化、ティザーPV公開 メインキャストに村瀬歩と鈴代紗弓」

外部リンク[編集]