掘り込み式港湾
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掘り込み式港湾 (ほりこみしきこうわん) とは、埋め立てるのではなく、地面を掘り込み作られた港湾のことである。
概要[編集]
掘り込み式港湾は、長い砂浜が続く地域や遠浅の海などの湾がない海岸に作られることが多く、建設費が低いものの土地を失うという大きなデメリットを抱える。また、掘り込み式港湾を作るのが望ましい地形は観光地になっていることも多く、その観光地が縮小、場合によっては消失してしまうことがあり、その点もデメリットと言える。このようなデメリットがあるため、掘り込み式港湾の建設は敬遠される傾向にある。
ただ、国縫港のように長い砂浜が続いたりしていても観光地や自然を壊さないように特殊な方式で建設した例もある。ただ、これらは建設費が高くつくため、そのような地域は結局港が作られないことが多い。
掘り込み式港湾の例[編集]
国内[編集]
- 鹿島臨海工業地帯 - 掘り込み式港湾の例として第一に上がる例。陸を掘り込んだ工業地帯が非常に長い距離続いており、掘り込み式港湾としては日本最大級である。
- 苫小牧港 - こちらも掘り込み式で作られた港湾であり、北海道最大級の港となっている。
国外[編集]
- ジャバル・アリ港 - アラブ首長国連邦にある世界最大の掘り込み式港湾。大規模な国際港として機能している。
- ロッテルダム港 - オランダにあるヨーロッパ最大の港。地区にもよるが掘り込み式港湾になっている箇所が多い。