排隊
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排隊(パイドゥイ、はいたい)とは、中華人民共和国(中国)において「列を作って並ぶ」こと[1][2]。
「列を作って並ぶ」ことは日本においては普通に見かける行動である[2]。しかしながら、中国においては「列を作って並ぶ」という行動が中国社会でルール化されたのは1990年代で、これが普及したのは2008年の北京オリンピックがきっかけである[1]。それ以前は、中国では列をつくってなにかを順番に並んで待つといった習慣はなく、文字通りに我先にと押し寄せることが普通であった[1]。
このため、中国人の中高齢者には、「列を作って並ぶ」ということが理解できていないか、習慣として身についておらず、諸外国に行っても、隙あらば列に割り込む人が少なくない[1]。中国国内においても同様で、仮に待ち列が形成されていたとしても割り込む人が少なくないため、前の人との間隔を空けずに列を作る[1]。
日本において中国人旅行客が並んでいる列に割り込んでくるようなら「パイドゥイ」と大きな声で言うのが効果的かもしれない。