持株会社
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持株会社(もちかぶがいしゃ)とは、他の株式会社を支配する目的で、その会社の株式を保有する企業である。
概要[編集]
何かしらの事業を行いながら他の会社を支配する事業持株会社、他の会社の支配のみを行い、自社で事業を行わない純粋持株会社の2種類に大別される。純粋持株会社は支配している会社の株式配当を利潤の原資とする。
持株会社は企業名に英語で「保持・保有」を意味する単語のホールディングスを含むことが多い。なお資産家個人の資産管理会社にも企業名に「ホールディングス」を含むことがあるが、こちらは資産を保有という意味合いで付けられているようだ。
日本では戦前に持株会社による企業支配で財閥が形成された反省から、しばらく持株会社の設立が禁止されたが、1997年(平成9年)の独占禁止法の改正で、持株会社設立が認められるようになった。