怪人ヒイロ
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『怪人ヒイロ』(ミラクルヒイロ)は、どおくまんによるスポーツ漫画。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1985年4・5合併号から1988年9号まで連載された。
北海道の忍者の隠れ里で生まれ育った男・ヒイロが、その驚異的な身体能力で陸上競技に、プロ野球に、プロボクシングにと大活躍し、1988年ソウルオリンピックでは水泳、陸上と活躍する。
単行本最終巻のエピソード[編集]
本節の出典[1]。
単行本は19巻まで発売されたが、最終話が収録される20巻は発売されなかった。後に電子書籍版が発売された際に、20巻が刊行されている。
連載終了にあたり、どおくまんは連載終了3か月前に『週刊少年チャンピオン』担当編集に単行本最終巻に最終話が収録されるよう、間違いなく計算してくれるよう依頼をした。どおくまんとしては担当編集からの回答通りに執筆ページ数を合わせて最終回を迎えた。しかしながら、実際には20巻分の原稿は200ページほどであり、単行本にするにはまったく足りていなかった。当時の編集長は読み切りで続編を描けばすぐに単行本が出るとの判断を下したが、どおくまんは続編を描くことはなかった。
電子書籍版の刊行の話が持ち上がった際にも、この未収録分の漫画原稿がどおくまんの手元には無かった。『週刊少年チャンピオン』編集部内にあると思われたが、当時の編集者たちはほとんど退職しており、伝手も無いような状況だった。その年にどおくまんの漫画『暴力大将』を担当し、後に『週刊少年チャンピオン』編集長にもなった人物から年賀状が届いており、電話でコンタクトをとったところ、快諾し、秋田書店の倉庫に眠っていた原稿を手にすることになった。
脚注[編集]
- ↑ どおくまん (2011年7月21日). “どおくまんが語る幻の「ミラクル怪人ヒイロ」の生原稿発見秘話”. どおくまん少年誌用blog. 2025年11月8日確認。