快速 (チェコ)

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本項ではチェコにおける快速(Rychlík、リフリーク)について解説する。実際は急行列車に近いが、Ex列車と区別をするために快速と訳す。

概要[編集]

チェコにおける快速は重要な駅のみに停車し、最低速度が90km/h以上である国内列車または国際列車を指す。停車駅の間隔、速度、快適性とも日本におけるJR特急に近いが、特別料金不要で、日本の特急より格段に安い。チェコにおける快速列車はR で表記される。(オーストリアルーマニアではRは地域列車を意味するので混同注意。)

チェコ鉄道の運行するものは、普通1等車と2等車、多くはコンパートメント中心で構成され、座席を予約・購入が可能である。一部の急行は食堂車による軽食サービスなどの提供される。

不正確ではあるが、口語的にチェコでは全ての速達列車を快速と呼んでいる。つまり、インターシティユーロシティ急行も含まれる。

快速は基本的に鉄道会社による入札による契約で運行が行われる。チェコ鉄道は75%にまでシェアを拡大しようとしている。

プラハ-ウースチー・ナト・ラベム-ヘプ間のR15号線はインタージェットとして販売されている。

全国で運行されており、広島〜松江の直通列車すら無い某国と異なり、ほぼ全ての隣接県間に快速列車が設定されている。

主な区間の所要時間は、プラハ - ブルノが3時1-10分(表定80-85km/h)、プラハ - オロモウツが2時27-35分(表定97-102km/h)、ブルノ - オストラヴァが2時16-23分(表定72-75km/h)。

関連項目[編集]