忍犬ずびまろ

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忍犬ずびまろ』(しのびいぬずびまろ)は、山口譲司によるお色気ギャグ漫画。

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1993年48号に読み切りが掲載され、1993年50号から1994年43号まで連載された。話数表記は「第〇ワン」で、数字は〇付き数字。単行本は全4巻。

あらすじ[編集]

押坂家は父の主導で、姉・、弟・の3人で、戸隠山にハイキングにやってきたが、遭難。恵がイノシシ捕獲用の罠に捕まり、逆さづりになってしまう。そこへ「この一帯には様々な罠があり、たまに間抜けな登山者が罠にかかる」と解説してきたのが、逆さづりになっていたずびまろであった。しかし、ずびまろも罠にかかって逆さづりになっていて、帰る道も知っている風を装っていたが知らなかった。恵みの下着(ヒモパン)を取り、その匂いを堪能するずびまろを無視して、押坂家は無事に帰宅。なぜか染み抜き専門家を騙ったずびまろが先に帰宅しており、タンスを開けて下着の匂いを嗅いでいた。

以上、読み切り版のあらすじ。

街中でずびまろと再開した恵、忍の姉弟。ずびまろの案内で高級中華料理店に行くが、持ち金が少ない。そこで恵の履いていた下着を売り、資金を作り、その資金で体操服を買って恵に着せて運動させ、その体操服をブルセラショップに売って……を繰り返す。姉弟とずびまろは満漢全席を堪能するが、支払いの段になってやや持ち金が足りない。恵の履いている下着で払おうとするが、受け入れてもらえず、無銭飲食で捕まるのだった。

以上、第1話。

登場人物[編集]

ずび麻呂(ずびまろ)
忍犬しのびいぬ」を自称する2足歩行し、人語を解する犬。犬種はミニチュア・シュナウザーらしい。
恵の評では「みにくい顔」「ブキミな目」「だらしない口元」「イビツな鼻」「ロコツな下半身」「だらしない体型」。
押坂家
鼻の下にヒゲを蓄えた角眼鏡。学生時代は山岳部だったらしい。
恵(めぐみ)
忍の姉。中学生。
忍(しのぶ)
恵の弟。小学生。ずびまろを飼うと言い出した。
単行本3巻第22話「中学生になったら!?」より中学生。
地獄屋 怒悪魔(じごくや どあくま)
単行本2巻第10話「どあくま現る!?」より登場。忍のクラスメイト男子。「日本で最も危険な小学生」と称される。身長180cm(中学入学時は2m超)、90kg。暴力事件を多々起こし、地元ノヤクザは病院送り、小学校校長にまで手を出したため、無期停学となっていたが、復学した。
桜ノ園 満子(さくらのその まんこ)
なぜかずびまろに惚れている美少女。忍より1学年上。