必殺徐行
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必殺徐行(ひっさつじょこう)は、JR西日本の一部路線で必ず行われる徐行運転のこと。
概要[編集]
JR西日本のローカル線のうち、極端に路盤が弱かったり、雪崩・落石の多い区間では、最高速度を25km/hに制限される。落石や土砂崩れ、倒木などの線路以上があった場合でもすぐに停車できるようにすることで、保守点検を行う必要が無くなるためである[注 1]。この区間が鉄道ファンから必殺徐行と名付けられ、保守費用の低減や安全確保にもつながる他、景色をゆっくり楽しむことが可能なため旅行客からは比較的好評である。
全体の表定速度は高かったり低かったり様々だが、高い場合は必殺徐行区間が極めて短いものと考えて良い。
快速ハレのモリでは車内の沿線の観光情報を提供するポスターに必殺徐行と書かれておりJR西日本側でも認知されている。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ その代わり線路交換やバラストを入れる場合には、日中の列車を運休させて保守点検を行う。