弱超電荷とは粒子の電荷と弱アイソスピンの差の2倍の量であり、電弱素粒子を中心に生成する。弱超電荷は
で表される。
これは実際は電弱相互作用に対する中野・西島・ゲルマンの法則の類似であり、

となる。ここで、
は電荷、
は弱アイソスピンである。つまり、弱超電荷は粒子の電荷と弱アイソスピンを用いて、

と定義できる。
全ての負のカイラリティを持つフェルミ粒子では弱アイソスピンは1/2であり、全ての正のカイラリティを持つフェルミ粒子では0であることを考慮すると、全ての弱アイソスピン二重項は平均電荷
をもつ。

関連項目[編集]