小田菜摘
小田 菜摘 おだ なつみ | |
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出生名 | 小田 菜摘 |
生年月日 | 2008年3月23日(17歳) |
生誕地 | 大阪府 |
国籍 |
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職業 | クライミング選手 |
活動期間 | 2012年 - |
団体 | 大阪府山岳連盟 |
身長 | 163cm (2024年現在)[1] |
受賞 | 2023年世界ユース選手権優勝 |
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小田 菜摘(おだ なつみ、2008年3月23日 - )は、日本の女子クライミング選手。
経歴[編集]
2008年3月23日、生まれる。4歳のときクライミングを始める[1]。
2020年4月1日、堺市立泉ヶ丘東中学校入学[2]。
2020年10月、富山県南砺市で行われた第8回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースC女子 リード」で優勝[3]。
2021年11月、茨城県鉾田市で行われた第1回ユースフューチャーカップの「ユースC女子 リード」で優勝。「ユースC女子 ボルダー」で第5位[4]。
2022年5月、南砺市で行われた第10回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースB女子 リード」で優勝[5]。
2022年8月、テキサス州ダラスで行われた IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022 の「ユースB女子 ボルダー」で第2位[6]。
2022年10月、第77回国民体育大会のスポーツクライミング競技会「少年女子 リード」で優勝[7]。小田穂香とチームを組み「少年女子 リード(チーム)」で優勝[8]、「少年女子 ボルダリング(チーム)」で第5位[9]。
2023年4月、大阪府立東百舌鳥高等学校入学[10]。
2023年5月、南砺市で行われた第11回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースB女子 リード」で優勝[11]。
2023年8月、ソウルで行われた IFSC 世界ユース選手権 ソウル 2023 の「ユースB女子 リード」で優勝。「ユースB女子 ボルダー」で第3位[12]。
2023年10月、小田穂香とチームを組み、鹿児島県南さつま市で行われた特別国民体育大会の「少年女子 リード」で優勝。「少年女子 ボルダリング」で第2位[13]。2024年3月13日には大阪府の吉村洋文知事を表敬訪問している[14]。
2024年5月、岩手県盛岡市の岩手県営運動公園で行われた[15]第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会の「ユースA女子 リード」で優勝[16][注釈 1]。
2024年10月、山東省泰安市で行われた IFSC クライミング アジア選手権 泰安 2024 の「女子 リード」で第3位[17]。
2024年12月、埼玉県加須市の加須市民体育館で行われた第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会[注釈 2]で優勝[10]。
2025年5月、佐賀県多久市で行われた第13回リードユース日本選手権多久大会の「U19女子 リード」で優勝[18]。4連覇(第10回から)および通算5回目(第8回+第10回から第13回)の優勝により、大会史上最多を更新した[19]。
人物[編集]
2024年現在の活動拠点は大阪府堺市のナカガイクライミングジム。オーナーの中貝次郎がコーチを務める。5歳のころこのジムに通い始めたが、中貝によると「とてもやんちゃな子」だった。外部の岩場に登りに行くときは必ず先頭を歩いており、「隊長」と呼ばれていた[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b c Honda 2024, p. 3.
- ↑ 第77回国民体育大会 2022, p. 51.
- ↑ “第8回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “第1回ユースフューチャーカップ”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “第10回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ 第77回国民体育大会 2022, p. 25.
- ↑ 第77回国民体育大会 2022, p. 42.
- ↑ 第77回国民体育大会 2022, p. 44.
- ↑ a b climbers-web.jp 2024.
- ↑ “第11回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “IFSC 世界ユース選手権 ソウル 2023”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “燃ゆる感動かごしま国体 スポーツクライミング競技~成績一覧~”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 (2023年10月10日). 2025年6月16日確認。
- ↑ “大阪府知事を表敬訪問〈スポーツクライミング競技リード優勝・少年女子〉”. 一般社団法人大阪府山岳連盟. 2025年6月16日確認。
- ↑ “小田菜摘、小俣史温が4度目V【リードユース日本選手権2024】”. excite.co.jp (2024年6月6日). 2025年6月16日確認。
- ↑ “第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “IFSC クライミング アジア選手権 泰安 2024”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “第13回リードユース日本選手権多久大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日確認。
- ↑ “小田菜摘が大会史上初の4連覇、5度目V【リードユース日本選手権2025】”. climbers-web.jp. 株式会社ソル・メディア (2025年5月18日). 2025年5月20日確認。
参考文献[編集]
- Yuya Honda「FACE 小田菜摘(クライミング)」、『Number』第45巻第9号、文藝春秋、2024年6月27日、 3頁。
- 『第77回国民体育大会 いちご一会とちぎ国体 スポーツクライミング競技会報告書』 一般社団法人栃木県山岳・スポーツクライミング連盟、2022年。2024年7月4日確認。
- “小田菜摘、濱田琉誠が高校生日本一に輝く【第15回全国高校選抜スポーツクライミング選手権大会】”. climbers-web.jp. 株式会社ソル・メディア (2024年12月23日). 2024年12月23日確認。
外部リンク[編集]
- onatsu.climb - 本人Instagram