天幕のジャードゥーガル

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

天幕のジャードゥーガル』(てんまくのジャードゥーガル、A Witch's Life in Mongol)は、トマトスープによる日本漫画作品

概要[編集]

Souffle』で2021年9月25日から連載されている。2023年度「このマンガがすごい! オンナ編」で第1位となっている。

ストーリー[編集]

シタラは奴隷としてトゥース市にやってきた。ムハンマドとの出会いで知識を身に着けるために8年間勉強して過ごしていた。しかし、モンゴル帝国が襲来。主人のファーティマらを亡くしてしまい、捕虜となってしまう。そして、主人を殺したトルイの正妃であるソルコクタニ・ベキと出会い、改めて復讐を誓うのであった。

登場人物[編集]

トゥース市[編集]

シタラ/ファーティマ
本作の主人公。奴隷の少女。母親を亡くした後、教養をつけさせて高貴な方の側仕えにさせようとファーティマの家に預けられる。当初は奴隷として過ごすのが嫌で逃げ出そうとしたが、ムハンマドによって教養を身に着ける大切さを知り、ファーティマの家で8年過ごして勉強した。チンギス・カン率いるモンゴル帝国によって、ファーティマは滅ぼされて捕虜となってしまう。そして、「原論」を奪ったトルイの妃であるソルコクタニ・ベキと会ったことで改めて復讐を誓う。
ファーティマ
ムハンマドの母親。シタラの主人だったが、シタラを庇って亡くなる。
ムハンマド
ファーティマの息子。シタラが教養を身に着けようとするきっかけを作った。見識を広めるために旅に出ており、第1話の終わりでシタラとムハンマドが顔を合わせたのはこれが最後としている。
ファーティマの兄
シタラの主人。モンゴル帝国の襲来で亡くなる。
ズムッルド
アニース

モンゴル帝国[編集]

ドレゲネ
オゴタイの第六妃。シタラと目的が一致して協力する。
オゴタイ
チンギス・カンの三男。先帝の遺言で皇帝となる。
ボラクチン
オゴタイの第一妃。
トルイ
チンギス・カンの末子。ソルコクタニ・ベキの夫。教養に対して興味はないが、ソルコクタニのために「原論」を奪った。
ソルコクタニ・ベキ
トルイの正妃。知識に対して興味がある。

その他[編集]

シラ
通訳を引き受けている少年。出世しようと言葉や習慣を短期間で身に着けた。「原論」の解説のためにシタラに協力を要請する。

書籍[編集]

秋田書店〈ボニータコミックス〉より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2022年8月25日(2022年8月16日発売) ISBN 978-4-253-26446-4
  • 第1幕
  • 第2幕
  • 第3幕
  • 第4幕
  • 第5幕
  • 第6幕
  • 第7幕

テレビアニメ[編集]

2025年4月、アニメ化が発表[1]

脚注[編集]

外部リンク[編集]