大河内豪

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大河内豪(おおこうち ごう・たけし、1934年1985年12月19日)は、演劇支配人。

人物[編集]

愛知県西尾市生まれ。1957年京都大学文学部仏文科卒、東宝に入り、菊田一夫の下で演劇を手がけ、1973年東京宝塚劇場支配人となり、「ベルサイユのばら」を成功させ、小田島雄志矢代静一と「宝塚ファン・新御三家」を名のった。78年には帝国劇場支配人となり、森繁久弥主演の『屋根の上のバイオリン弾き』を成功させる。84年、堤清二の誘いで西武百貨店に入り、開場予定だった銀座セゾン劇場の演劇準備室長となる。だが西武側との関係がうまく行かず、埼京線中浦和駅で飛び込み自殺した。有吉佐和子の『開幕ベルは華やかに』の劇場支配人のモデルとされる。(立石泰則『堤清二とセゾン・グループ』)