夜鷹(よたか)とは売春婦の一種。
江戸時代に、女郎屋には属さず単独で客引きをしていた遊女のことを夜鷹と称した。
ゴザを持ち歩いて客引きし、野外の人目に付きにくい所で行為に及ぶことが多かったという。
そば一杯程度の料金だったため、大勢の客の相手をしなければ稼ぎが少なく、そのため梅毒に感染している者が多かったという。
そばの屋台のことを夜鷹そばと言うのは、夜鷹が、そばの屋台で食事をすることを好んだからだと言われている。