壺阪圭佑
壺阪 圭祐(つぼさか けいすけ、1987年8月17日 - )は、日本の実業家、野球指導者、元高校教員。株式会社VASE代表取締役、YBSホールディングス硬式野球部ゼネラルマネージャー兼部長。過去には明石商業高等学校で教員・野球部コーチとして勤務し、ライフスキルを活用したスポーツ指導を行った[1][2][3]。
経歴[編集]
壺阪は香川西高等学校を卒業後、神戸学院大学に進学。在学中は全播磨硬式野球団でプレーし、日生第三高校でボランティアコーチをした。[1]、卒業後に兵庫教育大学大学院へ進学。2015年から2016年にかけてスポーツ心理学分野でライフスキル獲得を目的としたコーチングスキル研究を行い、論文を共著で発表した[3]。
2014年、三田松聖高等学校の野球部コーチとして活動。大西祐監督らとともにチームを兵庫県大会準優勝に導いた[4]。この年には稲富宏樹(後にオリックス育成1位)が在籍していた[5]。
2016年から2019年、明石商業高等学校で社会科教員および狭間監督の下、野球部コーチを務め、選手の学習支援と並行して、2019年の選抜高校野球大会ベスト4進出に貢献した[2]。この時期に中森俊介、来田涼斗らを指導した。
2017年、株式会社VASEを設立し代表取締役に就任。スポーツを基盤とした教育事業・人材コンサルティング・クラブ運営などを展開。VASEは全播磨硬式野球団と建設会社「吉田組」の提携を仲介し、クラブチーム強化に寄与した[1]。
その後、クラブチームの再編により発足したYBSホールディングス硬式野球部でGM兼部長として運営に携わっている[6]。[注釈 1]。
人物[編集]
壺阪は、スポーツを通じて青少年の成長を支援する活動に注力しており、教育と競技の両立を重視する指導スタイルで知られる。コーチングにおいてはライフスキル理論を応用し、選手の人間的成長にも関心を持っている[3]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 壺阪が2007年から、日生学園第三高校においてボランティアコーチを務めたとする証言があるが、確認可能な出典はない
出典[編集]
- ↑ a b c “社会人野球 全播磨硬式野球団/建設会社「吉田組」 若手戦力確保にタッグ”. 毎日新聞 (2021年6月11日). 2025年5月27日確認。
- ↑ a b “学年末試験、部員ら学校で猛勉強 コーチの「指導」も 明石商”. Yahoo!ニュース (2019年3月3日). 2025年5月27日確認。
- ↑ a b c “ライフスキル獲得を促すスポーツコーチングスキルパターンによる指導者の類型化”. CiNii (2016年). 2025年5月27日確認。
- ↑ “兵庫私立三田松聖”. 週刊野球太郎. 2025年5月27日確認。
- ↑ “稲富宏樹”. ベースボールマガジン. 2025年5月27日確認。
- ↑ “YBSホールディングス”. アマチュア野球 一球速報.com. 2025年5月27日確認。