地平線テープ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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地平線テープ (ちへいせん - )は藤子・F・不二雄SF漫画ドラえもん」に登場する架空の道具。

部屋の壁と壁の間に張ると壁が消えて何も無い地平線が広がっている世界へ通じる。ただし、テープによって作られた世界は特別な場所で、地面と空がある以外は星や太陽などが一切なく、テープが切れると壁は元の壁へ戻ってしまい、二度と元の世界へ戻れなくなる。無論どこでもドアも使用できない。そういう意味では非常に危険な道具である。

のび太がママ(野比玉子)に地平線(ちへいせん)を「地平線(ちだいらせん)とはどこを通ってる電車か?」と間違えて怒られたのが始まり。「地平線なんて見たこともないのに分かる訳がない」と怒られた事をぼやくのび太に地平線を見せる為にドラえもんはこの道具を出した。ママが無意識にテープを切ってしまい、危うく脱出不可能に思われたが、幸いにもしずかに貸していたためドラえもんとのび太は助かった。