圧電効果

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圧電効果あるいは圧電性とは固体が弾性変形すると電気分極が変化し、電圧が発生する現象つまり直接圧電効果を表す。逆に、電圧が加えられると材料は変形する。これを逆圧電効果という。

原理[編集]

  • 圧電体は、機械的な変形によって電圧を発生する。
  • この変形は方向性を持ち、力のかけ方によって3つの種類(縦方向効果・横方向効果・せん断効果)に分類される。
  • この効果は逆にも働き、電圧を加えると力や変形が発生する。
  • 圧電体は電気的に機械振動を起こすこともでき、その振動の周波数は材料と寸法で決定される。
  • これらは外部影響を受けにくいため、水晶振動子などの精密発振器として利用される。

関連項目[編集]