和田日出吉
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和田日出吉（わだ ひできち、1898年1月1日ー1977年8月10日）は、ジャーナリスト。
人物[編集]
栃木県下都賀郡谷中村生まれ。旧姓・大野。弟に詩人・逸見猶吉。妻は女優の木暮実千代。1921年慶應義塾大学理財科卒。米国ワシントン大学卒。1926年『時事新報』記者となり、1936年二・二六事件の時現場に一番乗りした。満洲新聞社社長を務めた。
著書[編集]
- 『丁抹の農業組合』平凡社、1926
- 『福沢諭吉と弟子達』千倉書房、1934
- 『人絹 社会小説』第一書房、1935
- 『日産コンツェルン読本』(日本コンツェルン全書)春秋社、1937
- 『二・二六以後』偕成社、1937
- 『三井コンツェルン読本』(日本コンツェルン全書)春秋社、1937
- 『鮎川義介』春秋社、1938
- 『紡績コンツェルン読本』(日本コンツェルン全書)春秋社、1938
翻訳[編集]
- 『フル少年四十四日世界一周 一ボーイスカウトの手記』ペア・フル著, 春陽堂、1930
- 『細菌の猟人』ポール・ド・クリユー著, 昭和書房、1934
- 『死と闘ふ人々』ポール・ド・クルーフ（ポール・ド・クライフ）著, 第一書房、1937
- 『住み良き世界 全訳 持たざる国の弁』フレドリック・ノーマン著,春秋社、1938