同人アニメ方式

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同人アニメ方式とは、個人やサークルが制作し、YouTubeなどにアップして、共有する事を目標とする制作方式。インディーズアニメ方式とも呼ぶ。

概要[編集]

パラパラマンガやワークショップなど制作手法は多岐に渡る。これらは『広告収入方式』・『製作委員会方式』・『動画配信方式』などの商業用ではなく、あくまで個人が楽しむ物として制作するのが一般的である。

制作の流れ[編集]

ここでは、インディーズアニメ代表である「ヤマムラアニメーション」の制作手法を紹介。

1.企画・立案

まず、書きたいジャンルやキャラクター、設定などを企画する。

2.絵コンテ

アニメの設計図。4コマ漫画形式で上から下へと順に、キャラと細かな設定を付け加える。

3.下書き・原画

アナログ式では1枚1枚の紙に鉛筆で、デジタルではペンタブで下書きをする。

4.ペン入れと仕上げ

アナログ式ではボールペンで、デジタルではそのままペン入れする。

5.色彩設定

アナログ式では色鉛筆、デジタルではデジタルペイントで色を付けていく。

6.撮影

アナログ式ではまず、1枚1枚のキャラクターの紙をスキャナーでスキャンして撮影してパソコン上でデーター化、デジタルではそのまま撮影を行う。

7.動画

アナログ式でデーター化された1枚1枚を繋げて編集を行う。

8.完成

動画化工程まで完了して、エンコード処理が終わると完成。ヤマムラアニメーションによると、大体600枚-1200枚くらい(商業用の約半分の枚数)が目安とされている。

あくまでも趣味制作[編集]

同人アニメ方式は、あくまでも趣味制作として行っているため、締め切りが無い。そのため、細部までこだわった手作りアニメーションも可能である。

同人アニメの商業化[編集]

個人制作アニメをアニメーション企業にパイロットフィルムとして持ちこんで、一定のレベルのクオリティーまで認められたら、商業化して、プロとしての道を歩む事も可能である。ただし、最初から認められるわけではないので、試行錯誤しながら次のアニメ作品を制作する必要性がある。例えば、とあるアニメ会社に自作アニメを持ち込んだ場合の評価としては、

「全体としてSFとしてまとまっているし、ロボット好きなら引き込まれる話になっています。でもこれだとアニメというより小説に近いんだよね。ナレーションが多すぎるし、脚本も説明口調。絵やキャラを通して話を進めていかないとアニメにしている意味がない。デッサン力はあると思います。でもデッサンであってアニメの絵じゃないんだよね。線が多すぎる、人物と背景の絵の差がない。もっとデフォルメして自分のアニメとしての絵を作っていかないとダメだな。あと、色彩の色が今の時代としては明るすぎる。もう少し彩度を落として見やすい様にしないと障害者視聴者は作品に集中できない。今回の持ち込みは新人賞を狙えるくらいのクオリティーにはなっていると思います。でも、商業用としてプロとしてやっていくにはまだ厳しい。深夜枠だと1クール13話、子供向けだと4クール1年間52話の1話4500枚-5500枚数を毎週書かなければいけない。それくらいの覚悟を持って私達は製作を行っている。今回の審査はここまで。また、新しいアニメ作品を期待して待っているよ。

との評価でした。

同人アニメ方式で心がけてほしい事[編集]

同人アニメ方式は、初心者でも作りやすい点が挙げられる。例えば、パラパラマンガから始める。それだけでも凄い事。また、ワークショップなどを通じてアニメ制作の楽しさを知る事も重要である。クオリティーが高くなくても、作画崩壊してても、それはそれで「味のある」作品に仕上がる。それが同人アニメ方式の最大の特徴でもある。ヤマムラアニメーションの様に芸術的なアニメーションを制作し、様々な賞を受賞している人もいれば、東方プロジェクトの様な二次創作アニメなどの「自分が描きたい!」という思いから制作しているサークルがある。それらに共通している点は、「みんなで楽しんでもらいたい」という思いから来ている。そのため、今からでもアニメーション制作を行いたい場合の入門編として、そのアニメ方式を推奨する。

販売など[編集]

同人アニメ方式などは、YouTubeでアップする事が一般的でもあるが、東方プロジェクトの二次創作アニメの様に比較的大きいサークルであれば、DVD化の商品化を行い、コミックマーケット(通称コミケ)などの即売会で販売するケースも可能ではある。

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