反権主義
ナビゲーションに移動
検索に移動
反権主義(はんけんしゅぎ)とは、国家において権力、権利に対し従順にならない眼を持つ思想である。
概要[編集]
「あらゆる権利を疑え」「あらゆる権力の濫用を批判せよ」という、しごく真っ当な思想である。
人間生活との関わり・利用[編集]
「権」とは、「秤にかける」「天秤にかける」「秤量する」といった意味がある。独裁者は、天秤の片方に載っており、「自分がいちばん重い」ので、為政者には向いてはいない[1]。
ただし、これが「反体制」に移行すると、いろいろとややこしいことになる。民主主義国家で「反国家主義」「反政府主義」など、だんだんテロに近づいてくるので油断がならない。
このとき、「『権威』を疑う」だけのリテラシーがあるかどうか、「『権力』を批判する」ための自由があるかどうか、という問題がある。ここがこじれると、「民権」とか「人権」とかがどこかにいってしまい、独裁者の「私権」に従わざるをえなくなる。
脚注[編集]
- ↑ 誰とは言わないが。