厳格
厳格(げんかく、英:strict)とは、不正、ごまかし、怠慢、過ち、例外、こじつけ、見せかけ、言い訳、主観的な考えを全く許容せず、きつい態度・様子、警告、強い注意で正しく行うこと。規則(ルール)や決まりごと、特定の規則、基準、道徳、事柄、条件、物事、統一表記、指摘、警告すべきことを絶対的な扱いとして厳しく守り、厳正とし、思い込みや感情といった、言い訳や主観的な考えや例外を認める余地を切り捨て、全く無いと判断するさま。少しの手加減、少しのゆるみも許さず、妥協せず、いい加減にしない態度。基準を全く曲げないこと。しぶとい態度や、皮肉で辛口の言い方で、融通が全く利かず、窮屈で、頑固で、硬直的で、辛辣で、容赦のない位置付けで、柔軟性が全く無いこと。言い訳や主観的な考えや例外の主張を論理的飛躍として排除し、拘束力を持たれ、極端な見方を持つこと。堅苦しいこと。ある意味では、ある程度は仕方ない面もある。基準などが、誰が見ても同じ結果になる客観的な定義限定である。厳格さの特徴は、白黒思考で、なぜダメなのかを区別し、物事の正誤をはっきり分けるものである。
因果関係が全く無いさま。
「厳格」の言い換えは、「シビアな評価」「容赦ない」「辛口」である。
厳格の由来は、きつく縛られたという意味が語源である。
客観的限定とは、厳格な表現である。
トレードオフはもちろんあり、厳格さの副作用は、デメリットを無視・軽視しやすく、デメリットを受け入れにくいさま。デメリットが生じても、基準を変えないこと。特定の側面で不利が大きくなり、問題が深刻化しやすくなり、残酷な心に陥りやすい。
反対語[編集]
「厳格」の反対語は、寛容。状況に合わせて変えられ、おおらかに受け入れるという意味で対になる。時代の変化を考慮すること。「緩い」「柔軟」も同じである。
用途、使用法[編集]
- 「厳格に決まっている」の意味は、言い訳や例外の余地が全く無く、無条件に変更できないように確定していること。昔も今も一緒で、絶対変わらないこと。少しも妥協しないこと。特権のことである。条件や常識を厳格に守ることである。
- 評価などで、傾向として厳格な評価に傾いていくことを「厳格化傾向」という。
- 「絶対」「タブー」という言葉は厳格な判断である。
- 厳格な解釈だと学習が困難になることもあり、気が抜けるほど怖く感じ、人生の運命に支障が出る。融通無碍になる。臨機応変に対応が全くできないこと。
- 厳格な言い方をする人は、デメリットは安全性を欠いたり、相手に辛く当たる場合もある。
- 人間の老化というのは、厳格な警告のメッセージである。
- 認識、確認は厳格に行うことが大事。意味は、細かな点まで見落とすことが無いさま。
- もし、普通自動車免許の受け始められる年齢(教習開始)が、18歳以上だと、デメリットがあり、免許交付済+公道運転は、18歳の誕生日では絶対不可、最短時期で18歳2か月で、公道での車の運転は、あくまで大人がするものの特権で、「子供では不可(ダメ、認められない)」とされていた。その分、若年ドライバー(若者ドライバー)が明確に少なくてイマイチで、若い頃の時期と車の運転がうまく重なりにくく、社会的な決まりごとが厳格寄りだった。実質的に「高校卒業前までは教習開始を認めない」形である。これまでの会話に関する例で、典型的な厳格な基準の一例である。
厳格だと、副作用が発生し、若い頃に車の運転免許が関係しにくくても、公共交通機関や自転車だけでも生活に困らないとされ、しぶとい見解に聞こえる。車の運転免許が必要な若者にとっては融通が利きにくい。
- 「厳密」との違いは、厳密は、「データ・計算・定義・調べ方・記録・確認・観察・記憶すべき箇所・探索すべき方法」で、厳格は、「人・規則(ルール)・決まりごと・性格・姿勢・規格・態度・基準・物事・見解・論理・論理的基準・評価・解釈・様子・考え方・言い方・教え方・指摘」に使われる点に違いがある。厳格の「格」は、「きまり。おきて。のり。規格。法則。基準」を意味する。「基準が厳格に固定されている」「厳格な基準」という具合である。厳密の英語はexact、厳格の英語はstrictと区別されている。