厚別ダッシュ
厚別ダッシュとは、鉄道ファンがJR北海道千歳線の新札幌駅から函館本線の厚別駅までダッシュしてショートカットする技のことである。
概要[編集]
○○ダッシュなので、18きっぱーなどが駅で乗り換えるため、座席を確保するために厚別駅で乗り換えるためにダッシュする・・・
というわけではなく、新札幌駅~厚別駅をダッシュしてショートカットすることである。千歳線と函館本線は白石駅で分岐し、その分岐したほぼ直後にそれぞれ新札幌駅、厚別駅が存在する。この駅の間はわずか1.2kmであり、そのため、千歳線側から厚別駅に用事がある場合(逆も然り)は、白石駅で乗り換えるよりも新札幌駅で下車して歩いた方が早い。
しかし、このような例は都内であれば十条駅と東十条駅(約1km)、大久保駅と新大久保駅(約300m)を始めとして日本全国各地にある。さらにショートカットするなら走る必要性もない。だが後述する利用法でこのショートカットは鉄道ファンの間で有名となり、ダッシュする理由も出来た。
主な利用法[編集]
恐らく例を挙げればかなりあるが、有名な例と、実用できそうな例のみ挙げる。
はまなす→921D[編集]
最も有名なのはこの例であろう。かつて急行はまなす号が運行した頃、はまなすは札幌駅に朝6:10に到着する。が、その10分前に旭川行き普通列車が出発し、タッチの差で接続してくれない。そのため、時刻表だけ見れば札幌駅で3時間待つ必要がある。
ところが、2つの列車の新札幌駅と厚別駅の関係を見ると、はまなす号は新札幌駅に5:55に到着し、旭川行き普通列車は厚別駅に6:15に到着。20分間の時間があり、この厚別ダッシュを利用し走れば本来接続できない2つの列車を乗り継ぐことが出来た。冬場は滑りやすくかなり危険であり、はまなす号は良く遅延したため数分短くなることもザラであったため、かなりリスキーな技だった。
しかし、はまなす号は2016年に廃止されてしまい、このダッシュは主にネタで利用されるようになったと思いきや、実はまだ実用出来る場面がある。
快速エアポート157号→2247M[編集]
2026年現在でも利用可能。通常、函館から旭川まで普通列車のみで行く場合、函館朝8時発の長万部行き普通列車に乗車して、山線経由で旭川まで出るルートが一般的である。
次の函館12時発の長万部行きに乗って室蘭本線と千歳線経由で乗り継いでいくと、快速エアポート157号に乗車することとなり、札幌駅には19:45に到着する。しかし、旭川行き最終に接続する2247M普通列車滝川行きは8分前の19:37に出発してしまう。快速エアポートは白石駅通過のため、乗り継ぐことは出来ない。
しかし、この2列車の新札幌駅と厚別駅の関係を見ると、快速エアポート157号は新札幌駅19:35に到着し、2247Mは厚別駅を19:48に発車する。13分の乗り換え時間があり、前述したはまなす号よりかなりギリギリな乗り換えではあるものの、この技を使用すれば18きっぷ利用の場合の函館での滞在時間を4時間も伸ばしたうえで旭川駅まで普通列車のみでたどり着くことが可能となる。
万が一失敗しても滝川までは普通列車はもう1本あり、滝川駅では特急カムイ45号に接続するため、リスクは低めである。