南船北馬
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南船北馬(なんせんほくば)は、『淮南子』からとされる概念。
概要[編集]
絶えずに旅をし続けているということである[1]。あちこちへと忙しく動き回るさまのことも南船北馬という[2]。
由来[編集]
これは『淮南子』の齊俗からとされる。そこでは一人は二つの官職を兼ねず、一つの官職は二つの仕事を兼ねないとされている。それぞれの職業で住む場所も異なっており、このことによりそれぞれの職業には無駄は無く、各人は自らの持ち前に安んじられ、各人は互いに犯し合わないとされていた。このことから各人にはそれぞれに長じるところがあり、人の性には優劣は無いとされていた。このことから北方の胡に住む者は馬を乗りこなして、南方の越に住む者は船を乗りこなすということになる。このように就いている者を入れ替えたならば、簡単なことでも失敗をするようになり、いるべき場所を失った者は賤しい存在へとなるということであった。このことから南船北馬というのは、あちらこちらを広く旅するというよりも、それぞれの状況に応じて各人を適した場所に配置するということなのであった[3]。
脚注[編集]
- ↑ 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,四字熟語を知る辞典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版. “南船北馬(ナンセンホクバ)とは? 意味や使い方” (日本語). コトバンク. 2026年6月2日確認。
- ↑ “南船北馬(なんせんほくば)とは絶えず旅していること|詳しい意味や使い方とは?” (日本語). Oggi.jp (2025年3月27日). 2026年6月2日確認。
- ↑ “No.775 【南船北馬】 なんせんほくば|今日の四字熟語・故事成語|福島みんなのNEWS - 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事”. fukushima-net.com. 2026年6月2日確認。