利用者:渡会計清郎/sandbox
分裂後のNHKから国民を守る党[編集]
この項目では、政治家女子48党(設立時・NHK受信料不払い党、現・みんなでつくる党)の代表権争いに敗れた初代代表・立花孝志、参議院議員・齊藤健一郎らの政治団体「NHKから国民を守る党」(2025年5月15日に「NHK党」に改称)について記す。
前史[編集]
2023年3月8日、これまで8回名称を変更してきたNHK党の党首・立花孝志は、所属参議院議員のガーシー(東谷義和)が懲罰処分されるとみられていた本会議を欠席したことの責任を取るとして、党首を辞任し後任に1月に入党した大津綾香を充て、合わせて党名を前年に結成された傘下の地域政党と同じ「政治家女子48党」とすることを発表。選挙対策委員長と次期選挙戦略本部長を兼任している立花は新たに事務局長を兼任するとした[注 1]。
しかし同月24日、大津と黒川が政治資金パーティーの開催を表明し、これに立花らと支援者の一部が反発。立花は29日に事務局長辞任を表明、合わせて衆議院山口4区補選に擁立予定だった黒川の公認を取り消した。
その後も対立は続き、4月7日に大津は会見で「党内の不明瞭な資金の流れについて、調査および第三者委員会を設置する」と立花の責任を追及、立花も同日に会見を開き、大津を6日付で除名処分にし、後任の代表者に副党首の齊藤健一郎を、幹事長に政策調査会長の浜田聡(参議院議員)を充て、自身は代表権を持たない党首となると発表した。
立花側は代表者を齊藤に変更する届出を総務省に提出、さらに8月に党名と参議院の会派名を「政治家女子48党」から「NHKから国民を守る党」へ変更する届出をそれぞれ総務省と参議院事務局に提出。大津は議員でないため会派名変更は参議院事務局が受理したが、総務省への届出は中央選挙管理会が9月5日に「権限のある代表者によって提出されたのか疑義が解消されないため」としていずれも却下した。
一方の大津は8月14日付で幹事長の黒川を解任。黒川が代表を務める「つばさの党」は2021年から参加していた諸派党構想から離れた。
11月6日、大津は「みんなでつくる党」への党名変更を発表、7日に立花・齊藤・浜田が揃って会見し反発したが、同月14日に総務省が届出を受理したと発表した。
12月13日、浜田が会派「NHKから国民を守る党」に残りつつ、みんなでつくる党から離党し政治団体の立ち上げを行うと発表した[注 2]。
2024年1月15日、齊藤は一旦党に残留すると表明したが、政党交付金申請期限の翌16日に立花が政党交付金を受領する口座の銀行名を開示するよう要求、大津が執行部党員以外知る必要のない事項であるとして拒否すると、立花は浜田と齊藤が離党すると発表。2人は政党交付金の申請に必要な書類を提出せず、申請書を総務省に提出できなかったみんなでつくる党は19日に2人の除名を発表した。
NHKから国民を守る党[編集]
2021年5月に立花が国政政党の名称を「NHK受信料を支払わない方法を教える党」から「古い政党から国民を守る党」に変更した際、立花や党所属議員の多くは各々自らを代表とする政治団体「NHKから国民を守る党」の設立を届け出た。
その後、立花が代表の「NHKから国民を守る党」に齊藤と浜田が入党。
NHK党[編集]
2025年5月15日に政治団体と参院会派の名称を「NHK党」に変更した。しかし会派の名称は同月26日に「NHKから国民を守る党」に戻した。
同年の参院選では浜田ら48人が同団体から立候補したが、全員落選した。立花は全員落選し政党要件を獲得できなければ引退するとしていたが、選挙後に撤回した。