公共交通機関としての自覚を持って

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公共交通機関としての自覚を持ってとは、国土交通大臣金子恭之が2026年1月16日の定例記者会見を境に発言し始めた、JR東日本に対する指導の声である。

概要[編集]

JR東日本で1月16日に山手線で深夜作業での送電停止から再開に際して検電接地装置の操作を誤ったことで停電が発生、特に1月16日は翌日に大学入学共通テストを控えていたことや通勤時間のトラブルで多くの人に影響が生じたこともあり、ニュースでも大体的に報道された。

そんな中で国土交通省にて10時25分から始まった定例記者会見(毎週火曜日と金曜日に実施)にて記者から金子大臣へ山手線の運転見合わせに関わる質問が行われ、それに対して金子大臣が「JR東日本には、公共交通機関としての自覚を持って安全・安定輸送の確保に万全を期していただきたいと考えています。」[1] と回答、この発言がネット上で大きく反響を呼ぶ事態となった。

再び[編集]

2月3日火曜日に行われた国土交通大臣定例記者会見でもまた記者からJR東日本で相次ぐ輸送障害について質問が行われて「御指摘のとおり、JR東日本においては、1月16日及び1月30日に、首都圏の基幹的な路線である山手線や常磐線などで、停電により、通勤通学の時間帯である朝から昼頃までの長時間にわたり運転見合わせが発生し、多くの利用者に影響が出たことは大変残念に思います。」と発言、更に回答の最後では「JR東日本には、改めて、公共交通機関としての自覚を持って安全・安定輸送の確保に万全を期していただきたいと考えています。」とまたしても公共交通機関としての自覚を持ってと言われてしまった。

背景[編集]

背景はJR東日本で1月16日と1月30日発生した停電、2月2日に八丁堀駅で発生したエスカレーターの火災で、16日は検電接地装置の操作ミス、30日は上野駅構内での架線切断(原因不明)で、停電の2件は全線での運転再開には昼まで時間を要する大規模な物となった[注 1]

これに対して国土交通省関東運輸局は2回警告文書を発出。更に3日にはJR東日本の副社長が国土交通省鉄道局を訪れ陳謝する事態となった。

多発したトラブルの一覧[編集]

1月16日、山手線検電接地装置誤操作[編集]

田町駅付近で1月15日から1月16日にかけて行っていた駅改良工事に伴い山手線の送電を停止し、16日3時半ごろに送電を再開しようとしたところ、新橋〜田町間で送電が開始できず山手線と京浜東北線の運転を見合わせる。

その後京浜東北線の運転再開に伴い送電を再開しようとしたところ、検電接地装置から煙が上がり、山手線と京浜東北線、東海道線で運転見合わせ、全線での運転再開は13時ごろまでかかる事態となった[2]

1月23日、埼京線、車内トラブル[編集]

埼京線の十条〜赤羽間にて車内で17歳の男性が刃物を振り回して乗客3人が怪我を負う事態が発生して一時運転を見合わせる事態となった。JRに責任がある事案ではなかったが、この頃から金曜日には何かしらトラブルが起きるのではという噂が広がり始めた。

1月30日上野駅架線断線[編集]

上野駅10番線ホームにて停車していたE531系電車の上部で架線(正確にはトロリ線)が断線し上野駅付近の変電所が停電。一時的に常磐線、高崎線、宇都宮線で運転を見合わせ、宇都宮、高崎線は8時8分には運転再開し、常磐線は13時52分に運転を再開した。原因は調査中[3]

2月2日八丁堀駅火災[編集]

2月2日の16時ごろに八丁堀駅のエスカレーターで火災が発生、一時期京葉線の東京〜新木場間で運転を見合わせた。

2月6日成田エクスプレス人身事故[編集]

18時10分頃、埼京線内(厳密には山手貨物線)で成田空港行きの成田エクスプレスが人身事故を起こしていることが発覚し、成田空港駅で車両点検。1時間前に山手貨物線で異音感知で停車し、問題がなかったと判断したため運転再開したが、その後別の列車の運転手が被害者の女性を発見し、人身事故を起こしていることが発覚。


引用[編集]

注釈[編集]

  1. なお、更に1月23日には埼京線で刃物を振り回す事案も発生し、ネットでは暗黒の金曜日と呼ばれた。