借金
借金とは自分以外の誰かから金を借りる事またはその借りた金(無論返済せねばならない)の事である。
概要[編集]
借金の返済義務の事を「債務」と呼び、貸した側には債権が生じる。債務不履行(デフォルト)は債務者にとって厳しいペナルティと自身の信用の失墜を招来する。
個人にせよ法人にせよ基本的に一番最初に金を借りる金融機関は銀行である事が多い。サラ金屋に比べ幾分利子が低いのが魅力であるが信用が無いと貸してくれない。債務不履行・不渡りを起こすような信用の無い利用者は門前払い必至である。
銀行に融資を断られた債務者が金を求めて次に訪れるのがサラリーマン金融所謂サラ金屋である。大抵利子は利息制限法ギリギリまで取られるので債務者にとっては大きな負担である。しかも期日までに返済できなければ苛烈な取り立てが待っている。
また事業主がサラ金から借金する時は大体借用書ではなく約束手形(略して約手)で融資を受けるので期日までに弁済しなければ不渡りって事になって著しい信用低下を招く。更に6ヶ月以内に2回不渡りを起こしたら銀行取引停止処分とゆー事業者にとって致命的なペナルティを科される。で、斯くの如き事態となったら銀行はもとより最早何処の金融機関も融資に応じてくれなくなりほぼ確実に倒産の憂き目に遭う。商売始めるってのはほんと大変な事なのである。
債権回収[編集]
期日までに返済しなかった、またはできなかった場合債務者は程なく借金の取り立てという厳しい現実に直面する事になる。貸金業法の改正により昔に比べたら極端にきつい取り立て(例えば非常識な時間帯(深夜や早朝)に玄関の扉をドンドン叩いて大声で喚くなど)は減少したがそれでも債務者にとっては依然として脅威の出来事である事には違いない。債権者は債権者で彼等も借金踏み倒される訳にはいかないから必死である。借金も返さない不真面目な債務者達は結局は自業自得なんだからそれぐらい強烈な取り立てされて当然だっちゅー意見も分からないでもない。
しかしサラ金屋も馬鹿じゃないからそもそも(そんな強引な取り立てが必要なぐらい)返済能力に乏しい人間にそう易々と金を貸したりはしない。事前にちゃんと不動産等の資産を持つ連帯保証人の知り合いを用意させてから融資の話を始めるのでそう簡単に取りはぐれるようなヘマはしない。向こうは債権回収のプロである。我々素人債務者如きが太刀打ちできるような相手ではない。