付玉蒙

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付 玉蒙(ふ・ゆもう[1]、ふ・ゆもん[2])は、中華人民共和国江西省南昌市出身のインフルエンサー。元・アナウンサー。2025年現在東京都在住[2]。Monborica株式会社代表取締役社長。

経歴・人物[編集]

2014年、江西省のテレビアナウンサーとして仕事で来日[注釈 1]。日本を気に入り、翌年には仕事をやめ日本に移住[1]

2025年現在、日本の観光地を中国のSNSで紹介するインフルエンサー。その影響力に日本各地の自治体も着目、44の地域と連携してその魅力を中国に発信した[1]

2025年には特定非営利活動法人公共政策調査機構が運営する「秩序あるインバウンド観光推進委員会」のゲストとして日本各地の魅力を海外に発信するための取材を行った[3]

第1弾の「秩父プロジェクト」では、桂林市出身・日本在住のインフルエンサー雷国悦とともに4月1日から3日にかけて秩父各地を紹介[4]。堀潤の取材に対し「秩父が大好きになりました。動画でも、土足厳禁や撮影禁止などの日本のルールを自然に伝える編集を心がけました。SNSを通じて、マナーを守りながら地域を楽しむ観光を広げていきたいです」と語る[5]

第2弾の「那須エリアプロジェクト」では、付玉蒙のほか、日本在住の中国語圏インフルエンサー・東京豆豆子が2025年7月4日から6日にかけて、チーズガーデン 那須本店(那須郡那須町高久甲喰木原)、那須 無垢の音(那須町高久乙)、那須どうぶつ王国(那須町大島)、那須ステンドグラス美術館(那須町高久丙)、那須千本松牧場(那須塩原市千本松)などを訪問した[3]

第3弾の「山梨県プロジェクト」では、2025年11月28日から29日、中国語圏インフルエンサー・小花醤鴨とともに甲州市、笛吹市、甲府市を紹介した[6]。2日間の日程中、甲州市勝沼 ぶどうの丘(甲州市勝沼町菱山)、甘草屋敷(aka 旧高野家住宅。国重文。甲州市塩山上於曽)、桔梗信玄餅工場テーマパーク(笛吹市一宮町坪井)などを訪問[6]。2人は「山梨の豊かな自然、多彩な観光資源、地域の皆さまの温かさ、そして地元に根ざした食文化の素晴らしさを実感した」「今後はSNSを通じて山梨の魅力を海外に発信し、文化やマナーへの理解促進にもつなげながら、地域の皆さまに歓迎される旅行者を増やしていきたい」とコメントしている[6]

活動例[編集]

文化の違いから、意図せざるマナー違反につながってしまう事態を未然に回避

  • 建物に入るときには履き物を脱ぎ、そろえて置く
  • 日本ではごみは持ち帰る。中国に比べてごみ箱が少ないことも関係か

その他、漢字表記が同一でも中国語と日本語で意味が異なる熟語についても伝える

  • 「順路」は中国語では「ついでに」という意味だ[注釈 2]

(特に断らない限り出典:[1]

フィルモグラフィ[編集]

テレビ[編集]

  • グッド!モーニング(テレ朝、2025年10月6日)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 本人インスタによると「江西テレビ局」[2]
  2. 彼女自身は述べていないが、面白いのでもう少し挙げてみよう。「棒球」は中国語では「ベースボール」、日本語では「ゴルフ」。「汽車」は日本語では「スティームロコモティブ」、中国語では「自動車」。

出典[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]