一軒目

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ひょう柄どんぶりの塩ラーメン屋さん一軒目(いっけんめ) は、鹿児島県姶良市西餅田160-1(イオンタウン姶良そば)に店を構えるラーメン店である。

2004年創業。魚介系の塩ラーメンを特徴とするラーメンを提供しており、地元を中心に人気を集めている[1]

概要[編集]

竹中茂雄が2004年に創業した。創業者の竹中は、中華料理店で10年の修行経験がある[2]

創業の動機は、東京の有名店でも枕崎産カツオを使っている店があるのに、当の鹿児島にはそんな店がないことであった[3]。開店後も「鹿児島ラーメン」にはブランド力が全くないことを問題視、県内の同業2店舗と組み、2007年に共同メニュー「黒とんこつラーメン」を開発した[4]。この活動は反響も大きく、参加店舗を8店に増やした「薩州麺業連絡協議会」設立につながった[5]

スープは、中国料理の上湯をベースに鹿児島文化である「鶏刺し」の親鶏を使用している。

麺は姶良市でも多く生産されている「さつまの恵み」やはるゆたかなどの国産小麦粉を使用した「手打ち麺」である。

メニュー[編集]

  • 絹しおらぁ麺
  • 沖膾そば
  • 芳醇醤油らぁ麺
  • 獅子頭麻辣麺
  • つけ麺

脚注[編集]

  1. Nihon Biseibutsu Gakkai zasshi 19 (9): 1363–1382. (1925). doi:10.3412/jsb1915.19.9_1363. ISSN 1883-6941. https://doi.org/10.3412/jsb1915.19.9_1363. 
  2. “ラーメン屋になれる本 姶良の経営者が開業、運営ノウハウ記す”. 読売新聞鹿児島: p. 24. (2009年9月20日 
  3. 新留浩平 (2008年9月1日). “魚介ラーメン、鹿児島に台頭”. 南日本新聞夕刊 
  4. “鹿児島ラーメン全国に”. 南日本新聞朝刊. (2007年6月16日 
  5. “鹿児島ラーメン、全国区へ連絡協”. 南日本新聞朝刊. (2008年3月7日 

外部リンク[編集]