ヴェロキラプトル (競走馬)

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ヴェロキラプトル
画像募集中.png
欧字表記 Velociraptor
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2021年4月8日
死没 2024年2月17日(3歳没)
抹消日 2024年2月17日
スワーヴリチャード
ルーヴインペリアル
母の父 ジャイアンツコーズウェイ
生国 日本国旗.png日本北海道千歳市
生産 社台ファーム
馬主 加藤裕司
調教師 高野友和栗東
競走成績
生涯成績 4戦2勝
獲得賞金 2,335万円
勝ち鞍 OP:野路菊S(2023年)
P
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ヴェロキラプトル(欧字名:Velociraptor 2021年4月28日-2024年2月17日)は、日本の競走馬。2023年の野路菊ステークス(OP)の勝ち馬である。

2022年セレクトセールで、6,160万円で落札された。

馬名の由来は機敏で足が速く最も知能の高い恐竜。つまり同名の恐竜から名前を取られている。馬なのに恐竜とはどういうことか。

概要[編集]

2023年6月25日の新馬戦で逃げ切って勝利を挙げる。この勝利によりスワーヴリチャード産駒はJRA初勝利となり、鞍上の三浦皇成はJRA通算1000勝を達成した。なおここまで1ヶ月半1勝できず999勝で止まっていたため、メーターが999までじゃないかとか言われていた。[1]この時から名前なども含めて注目されるようになった。また、スワーヴリチャード産駒はこの勝利を皮切りに次々と勝ち上がって行き、最終的に翌2024年の種付け料が1200万円にまで大幅に値上げされた。そしてレガレイラアーバンシックを初めとしたクラシック重賞・GI勝ち馬を複数輩出した。大げさに言えば彼はその夜明けを告げた馬といえよう。

次の野路菊ステークスも快勝したが、その次のホープフルステークス(GI)では10着と惨敗した。

年明けは2月4日のきさらぎ賞(GIII)に出走したが、4コーナーで左第3中手骨骨折を発症し競走中止。[2]競走馬としては致命傷の骨折であったもののその日の内に手術して無事に完了し、その後順調に回復していったが、2月17日に再度骨折を発症し、手術不可能と判断され安楽死となった。[3]3歳没。同日付でJRAの競走馬登録を抹消された。[4]

余談[編集]

  • 1つ年下の妹(半妹。オルフェーヴル産駒)は、「ヴァリラプトル」と名付けられた。こちらも「高い瞬発力を持つ恐竜名」が名前の由来であり[5]、きょうだい揃って馬なのに恐竜の名前を付けられたといえる。


競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.comの情報[6]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2023.06.25 東京 2歳新馬 芝1800(良) 11 6 7 0019.20(5人) 01着 R1:01.8 (33.8) -0.1 0三浦皇成 55 (デンティベス) 458
0000.09.23 阪神 野路菊ステークス OP 芝1800(良) 7 7 7 003.50(2人) 01着 R1:46.0 (35.0) -0.1 0鮫島克駿 55 (メイショウゴーフル) 454
0000.012.28 中山 ホープフルステークス GI 芝2000(良) 16 1 2 0014.30(5人) 010着 R2:01.5 (37.2) -1.3 0戸崎圭太 56 レガレイラ 468
2024.02.04 京都 きさらぎ賞 GIII 芝1800m(良) 12 4 4 015.80(5人) 競走中止 0西村淳也 57 ビサンチンドリーム 470

脚注[編集]

  1. 【東京5R新馬戦結果】スワーヴリチャード産駒のヴェロキラプトルが逃げ切る-netkeiba 2025年8月10日閲覧
  2. 京都競馬制裁&出来事-netkeiba 2025年8月10日閲覧。
  3. オーナーのX(Twitter)より- 2025年8月10日閲覧。
  4. ヴェロキラプトル 競走馬情報-JRA 2025年8月10日閲覧。
  5. ヴァリラプトル 競走馬情報-JRA 2025年8月10日閲覧
  6. ヴェロキラプトル”. netkeiba.com. 2025年8月10日確認。

外部リンク[編集]