ラフ&ラフ
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『ラフ&ラフ』(ROUGH&LAUGH)は、立松昂治による高校ゴルフ漫画。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2002年25号から同年50号まで連載された。話数表記は「〇 under(アンダー)」。単行本は紙で全1巻が出版されたが、未完状態であった。後に電子書籍で全3巻が出版されている。
立松の初連載作品となる。なお、立松は後に別名で『テコンダー朴』の作画を担当している。
あらすじ[編集]
猫林勝利が「タイガー・ウッズ仕様のドライバー」としてゴルフ用品店に買い取りを依頼したものは無メーカーのパチモンであった。そのやり取りの隙に、店頭にあったアイドルの等身大立て看板を盗む少年と遭遇。直後に通学電車の中でも遭遇してしまい、なぜか気に入られてしまった。
猫林は銀色学園ゴルフ部に入部した。ゴルフ部には唯一の特待生・虎木真がいるはずであったが、その姿は無かった。猫林はゴルフ部が臨時で使っているゴルフ練習に行くと、そこのロッカー室で今朝の看板を盗んだ少年と再会する。少年は顧客の要望と代金に応じてアイテムを手に入れてくる調達屋であり、今朝の等身大アイドル立て看板も商品であった。練習場では、ゴルフ部のエース・室伏も練習していたが、室伏のスイングを一瞬見た少年は室伏の怪我の場所を言い当てる。興味をもった室伏が少年に打たせてみると、少年の打球は正確であり、飛距離も十分のあった。その少年こそが特待生の虎木真であった。
登場人物[編集]
- 虎木 真
- ゴルフの腕前は確かだが、性格に難があり、練習には出てこない。
- 実家はゴルフセンター経営をしているが経営状態が悪いため調達屋で金を稼ぐのに忙しい。
- トミー・アーマー693
- 虎木が使用するドライバー。実在するクラブである。単行本の表紙画はトミー・アーマー693を持つ虎木である。
- 1949年から1952年の間に発表されたモデルで、機能、デザインとも評価は高い。最盛期には日本円で1本30万円ほどで取り引きされていたこともある。
- ジャック・ニクラウスなど世界中で多くのトッププレーヤーに支持された名器中の名器であり「King of Wood」の愛称を持つ。
- 猫林 勝利
- 観察眼は鋭く、解説も確かだが、自身ゴルフの腕前は「ド素人以前」とゴルフ部の先輩たちにどやされるレベル。
- 響 沙邪香
- ゴルフ部の女性主将。昨年は全国大会で個人3位の成績を残している。
- 室伏
- ゴルフ部のエース。
- 椿 エリカ