ヨシダ檸檬ドロップス
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『ヨシダ檸檬ドロップス』（ヨシダれもんドロップス）は、若木民喜による日本の漫画作品。
概要[編集]
『ビッグコミックスピリッツ』2024年36・37合併号から連載。
ストーリー[編集]
京都大学に一浪して入学した山川可志夫。そこで勉強ができるという個性を失ったと暗い考えになっていたが、同じ高校の沢北陽子に再会して告白される。目立ちたくない可志夫は告白を断るも、その後も京都大学で陽子と再会しては交流していく。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 山川可志夫（やまかわ かしお）
- 陽子と同じ奈良山高校マンドリン部出身。172cm 55kg 8月14日生まれ。1浪して京都大学文学部に入学した1回生。下宿するはずだった家が火事で燃えて京都大学の西武生協ブックセンター「ルレ」でバイトをしつつ、ルレの控室で寝泊まりしている。
- 京都大学に入学してみんなが高い目標を持ってきていると感じ、地味な自分の勉強ができるという唯一の個性を失ったと思って京大生恐怖症となる。入学後、間もなく再会した陽子に告白されるも断る。だが、その後も陽子と何度も再開。陽子のマンドリン部時代に話しかけたかったという話には、自分も話しかけたいと思っていたと気持ちには共感するなどしている
- 出町柳の喫茶店「名曲喫茶MUSE」のマスターにマンドリンを家でやらないかと誘われる。自分が空っぽすぎて陽子と自分は釣り合わないと感じていた可志夫は、陽子に告白を断りながら釣り合う自分になりたいと決意。陽子と付き合うために、マンドリンで陽子に追いつきたいと喫茶店での演奏を引き受ける。
- 沢北陽子（さわきたようこ） / ザ・サンシャインキッド
- 京都大学工学部2回生。163cm 58kg 10月24日生まれ。
- 山川可志夫と同じ部員が二人しかいない奈良山高校マンドリン部で活動していた。流行り病でお互いにずっとマスクをしていたため、お互いの顔もよくわからずに会話もあまりできずに卒業してしまった。そして、可志夫に話しかける強さを手に入れたいとプロレス同好会を設立して京都大学唯一の女子プロレスラーとなる。そして、京都大学で再開した可志夫に告白するもフラれる。それでも勝負をあきらめずに京都大学で可志夫に会っては話しかけている。
ルレバイト[編集]
- 西大路一巳（にしおおじかずみ）
- 京都大学経済学部3回生。181cm 72kg 4月12日生まれ。可志夫のルレバイトの先輩。通称「王子」。アニメ好き。
- 三嶋 岳（みしま がく）
- 京都大学理学部修士1回生。176cm 57kg 2月25日生まれ。可志夫のルレバイトの先輩。
- 丸山 等々（まるやま とと）
- 京都大学文学部1回生。可志夫のルレバイトの先輩。22歳の女子大学生。
- 美幸（ミユキ）
- ルレの主任。
プロレス関係者[編集]
- 西大路 沙夜（にしおおじ さや） / ブラックナイト
- 同志社大学社会学部に通う20歳女性。同志社大学のプロレス同好会のチャンピオン。陽子相手に3戦3勝の実力者。西陣の和菓子屋「西家（にしや）」の娘で実は一巳の妹。
- 八角（はっかく）
- 京都大学山仕事同好会の会長。
- 風紀委員AAA
- 京都大学農学部2回生。
- キラメキ☆KYOTO
- 京都大学文学部3回生。
- テツマンマスク
- 京都大学工学部2回生。
その他[編集]
- 千登勢 綾乃（ちとせ あやの）
- 京呉服ちとせ 代表取締役の女性。陽子を気に入っている。西大路家を敵視している。
- ミューズの店長
- 「名曲喫茶MUSE」のマスター。可志夫にマンドリンを店で演奏しないかと誘う。
書籍[編集]
| 巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2024年11月17日（2024年11月12日発売） | ISBN 978-4-09-863093-6 |
| |||
| 2 | 2025年3月5日（2025年2月28日発売） | ISBN 978-4-09-863202-2 |
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脚注[編集]