メガソーラー

メガソーラー（めがそーらー）は1メガワット以上の大規模出力を持つ大規模な太陽光発電設備である。

概要

数ヘクタールという広い敷地に数千枚から数万枚の太陽光パネルを並べて発電する。 最初のメガソーラーは1メガワット発電の「新潟雪国型メガソーラー発電所（2010年稼働）」と言われる。 耕作放棄地や山林、海辺などに置かれる。日本政府は2027年度以降は、新規事業への支援（FIT）を廃止する方針である。

メリット・デメリット

メリットは売電収入、再生可能エネルギーの利用、CO2排出削減、安定した収益（FIT制度下）、遊休地の活用がある。 デメリットは大規模な初期投資が必要となり、除草などの維持管理コストも必要である。他に高圧連系コストがかかり、反射光やパネルの景観問題、自然環境への影響として森林伐採、生態系への影響、土砂災害リスクの増大、騒音・反射光・説明不足など近隣住民とのトラブルが指摘されている。加えて銅線の盗難も起きている。

釧路湿原

国の特別天然記念物タンチョウがいる釧路湿原（北海道釧路市など）周辺でメガソーラー開発が行われている。文化庁は文化財保護法に抵触し、罰則が科される可能性があると指摘した。