ムアンスリン (YouTuber)
ムアンスリン | |
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ムアンスリンは、日本の3人組YouTuberであり、元お笑い芸人のトリオである。 メンバーは和田健太郎、片桐将功、ノキスプラッシュ(通称:ノキ)で構成されている。 彼らは、音声読み上げソフトを活用したユーモアあふれる動画や、独特な世界観を持つ企画で人気を博している[1]。
概要[編集]
2019年に和田健太郎と片桐将功によって結成された。 その後、同年にノキスプラッシュが加入し、現在の3人組となった。 彼らは、YouTubeチャンネル「ムアンスリン」にて、音声読み上げソフトを活用した動画や、独自の企画を展開している。 2024年4月時点で、YouTubeのチャンネル登録者数は約7万人、TikTokのフォロワーは約5万人に達しており、急速に人気を拡大している[1]。
2023年8月、和田がYouTube活動に疲弊し、一時的に解散を発表したが、ノキの強い要望により、2024年2月に活動を再開した。 再開後は、登録者数が急増し、復活から5ヶ月足らずで約4万人の登録者を獲得している[1]。
メンバー[編集]
芸名 | 本名 | 生年月日 | 出身地 | 職業 | 学歴 | 特技 | 特徴 |
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和田肉 | 和田健太郎(わだけんたろう) | 1992年8月27日 | 愛媛県 | 非公開 | 松山市立北中学校、松山工業高等学校卒業 | 柔道(高校時代に県大会ベスト8) | 中学から高校まで柔道に打ち込み、和田と片桐は同級生であり、長年の友人関係にある。 YouTube活動においては、独特の感性とユーモアで視聴者を魅了している[1]。 |
カタギリ | 片桐将功(かたぎりまさのり) | 1992年7月20日 | フリーター[2] | 非公開 | 和田とは中学・高校の同級生であり、ムアンスリン結成以前からのコンビである。 M-1グランプリには2016年から2018年にかけて出場しており、芸人としての経験を持つ[1]。 | ||
ノキスプラッシュ | 非公開 | 元々「にっぱち」というコンビで活動していたが、2019年に解散し、ムアンスリンに加入。 独特のキャラクターと発言で、ムアンスリンの動画において重要な役割を果たしている。 ライブイベントでは、独自のコーナーを展開し、観客を盛り上げる存在である。 |
代表的なシリーズ・作品[編集]
音声劇シリーズ(合成音声コント)[編集]
YouTubeの初期から展開されている主力コンテンツ。VOICEROIDやゆっくり音声などの合成音声を用いて、日常の出来事を題材にしたシュールなコントを披露。無機質な音声と奇妙なテンションが融合した独特の世界観が支持されている。
社会風刺・仮想制度シリーズ[編集]
「仮想の市役所」「職業:正義監査員」など、実在しない職業や制度を題材にした動画を通して、現代社会の問題点を皮肉的に描く。視聴者の想像力を刺激しつつ、現実との境界を曖昧にする作風が特徴。
架空ドキュメンタリーシリーズ[編集]
実在しない人物や団体を追った「フェイク・ドキュメント」形式の動画。真面目なナレーションとシュールな内容のギャップが笑いを生む。
作風と特徴[編集]
ムアンスリンの動画は一貫して「低予算風」「素人編集風」を貫いており、逆にそれが強い個性となっている。画面構成やBGM、効果音には古典的なニコニコ動画文化の影響が見られる一方、企画の切り口やオチの構築には芸人時代の経験が色濃く反映されている。
登場キャラクターには「副市長・黒河内」や「野々村主査」など奇抜な人物が多く、固有名詞のセンスも独特で中毒性が高い。
活動履歴[編集]
- 2016年 - 2018年 - 和田と片桐がM-1グランプリに出場[3]。
- 2019年 - ムアンスリン結成。 同年11月5日にYouTubeチャンネルを開設し、初投稿を行う[1]。
- 2023年8月 - 和田の活動休止により、一時的に解散[1]。
- 2024年2月 - ノキの要望により活動再開[1]。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- YouTubeチャンネル:ムアンスリン(@muan)
- TikTokムアンスリン
- X(旧Twitter):@muangsurin8